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「金魚姫」
2016年1月16日

荻原浩さんの「金魚姫」読みました。



最初は「金魚の取説」読まされ
ちょいとめんどうくさいのかなっと思ったりだったのですが
途中から「おもしろくなりそう」と夢中になり
後半は、「組み立てうまし」と感心。
ユーモアあふれるファンタジーの世界が楽しめました。

お話の中でキーワードになるふたつの言葉

「すべては繋がっている。」

「巡る輪はいくたびも同じ場所へ戻る。」

新郎新婦様にお会いしてお話を聞いていると
「出逢うべくして出逢ったお二人」
「きっと、生まれる前から決まっていたこと」や
「縁」「奇跡」「運命」という言葉達が
脳裏にヒラヒラ浮かぶことあります。

そして、

この世のすべてが、過去から未来へと続く長い長いDNAの
二重らせんのようなもので、僕という存在は、その中の
たったひとつの原子にすぎないのかもしれない。
だが、小さくてもひとちひっつの原子には意味がある。
僕の命にも何かの意味や役割があると思いたい。

というくだりが好きです。

お客様のお手伝いさせていただくハレの日
役割の重さを感じながらも
お二人と出逢えたことの素晴らしさに感謝します。
また、私という存在が誇らしくも思える時です。



アクアリウムで出逢った金魚さんです。
可愛らしいことです。

物語は、後半近くでせつなくなったのですが
結末はあたたかい気持ちになれました。
ファンタジーのよいところです。

投稿者 rin5chan : 2016年1月16日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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