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屋根ひとつ お茶一杯
2015年4月4日

部屋から見える遠くの丘に
”淡い桜色したぼんぼん”見つけました。
丘に桜が花咲いたのですね。
しばらく、ふわふわと桜色が
ひろがってゆくのを楽しめます。


ドミニック・ローホーさんの
「屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方」を読みました。



「シンプルな暮らし」「小さい住まい」
「モノを持たない」シックで自立した生活をすすめていらっしゃいます。


この本を読んでいたらミニなテラリウムが欲しくなりました。



我が家の玄関の”お庭”です。
直径8cmの鉢の中に苔と石と白砂と三種類の樹。




光合成させてあげているとひこうき雲が。
ひこうき雲は「あ」っと言う間に消えました。


この本の中で

(略)窓からの眺めが川や海、公園などを一望できる場合、
部屋はスペシャルな価値を持ちます。


今の住まいは窓から「遠くの山」が
見えるということで決めました。
南と東に広く大きな窓があってパノラマに見渡せます。


山は日々違う”画”をみせてくれます。
今の季節、残雪がある春山は
よく晴れた日の”陽を浴びてのパール感”
曇った日の”淡い薄桃色の春霞”
おもいっきり空気のすんだ日にだけ見える
”さらに遠くの山のとんがり”
雨の日の”おぼろの雲”も風情あることです。


山は一日の中でも表情をかえます。
”早起きした日の朝焼け”を、みながらの朝食は贅沢キブン
雲の分厚い日の朝や夕に稀にみれる
”雲の間から光りが降り注ぐ「天使の梯子」”は神秘的で
”雪山が夕暮れ時、グレーがかった紫に見える時”も美しい。

 
四季の移り変わりも部屋で感じることができます。
もうすぐ”丘のたわわな桜”
その次には、”つつじの赤”
”まばゆい新緑”から
”キラキラとはねる夏の耀”
”だんだんに街に紅葉がおりてゆく刺繍をほどこしたような秋”
”積もる雪でかさだかくなって空に向かって
背伸びしたような家家の屋根”
四季折々の美しさはいつも”新鮮”です。


人間は自然との接触を必要としています。(略)


庭もなく飾ることもしない部屋ですが
(フローリングの床に家具、敷物、カーテン
電化製品なども茶系のグラデーション)
窓から見える毎日の風景に
「魂が満たされる」思いです。

投稿者 rin5chan : 2015年4月4日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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