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「俳句は言葉の化学反応」
2015年2月6日

最近のTVで一番好きなのがプレバト
「和の才能査定ランキング」の俳句の時間です。
「1枚の写真で俳句を詠むことで
表現力の差が明確に表れる」ということなのです。
夏井いつき先生に
「経済効率のいい句です」
「奥行きのある句です」
「情景がうかぶようです」
などと褒められる句は確かに音が心地よい
「調べが整っている」ちゅーことですね。



で、図書館で借りてきました。
「超辛口先生の赤ペン俳句教室」です。



夏井いつきさんは厳しい。
「凡人はすぐに擬人化したがる」
「言いたかったこととの間には大きな隔たりがある」
「手垢のついた言葉です」などなど。
「沈む夕陽」なんてかこうものなら
「沈まない夕陽があるなら見せてくれ!」
なるほど、「沈む」の三文字が無駄なわけですね。
例えば「行く夏を惜しむ」の言葉の無駄遣い。
「行く夏」という言葉に「惜しむ気持ち」がすでに含まれているそうです。

季語は季節を表すだけでなく、作者の感情も表現してくれます。

ということで
例えば、

春の季語
「春の雲」は楽しい気分の季語
「冴返る」は悲しい気分の季語

なのだそうです。




「俳句は言葉の化学反応」とのこと。

言葉の並びをかえたり
助詞をかえたりと
添削した句に「ほぉ~っ!」。
とたんにその映像がイキイキと感じられます。



「歳時記を引いてみるということ」も
クセにしたいものです。
お着物の小物選びにも役立ちそうです(o^∇^o)ノ。



俳句は、「説明」するのでなく「描写」である。

なるほどです。
手紙を書くことに役立つことも多くあります。
「四季」があって「文字が意味」を持つ国ならではの文化ですね。



昨年、金澤syugen「和ごころ勉強会」で
俳句のお勉強しました。
また、企画したいと考えています(*^▽^*)。
超入門的「和ごころ勉強会」は
敷居が高そうな文化をちょっと背伸びして学ぶ
お互いに背中を押して励ましあってすすめる
そんな、楽しく過せる時間にしたいと考えています。

投稿者 rin5chan : 2015年2月6日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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