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「猫のお告げは樹の下で」
2019年1月11日

青山美智子さんの「猫のお告げは樹の下で」は
七つの短編からなる人情味いっぱいのファンタジー小説でした。



悩みを持つ各章の主人公が猫のミクジから
お告げをうけとります。
お告げで見えるようになるわけじゃなく
見ようとしていなかったことに
気づけるという感じなのです。


猫の描写も愛情あふれていて
神社に現れるハチワレ猫の様子を
想像することも猫好きにはたまらないことでした。


一番泣けたのは
思春期の娘を持つ父親の章でした。
我が子とコミュニュケーションが
うまくできないことに寂しさを感じ悩む父親が

家族って、電車に乗り合わせたようなもんだ。

そして

時期がきたら自然に、自分の意志で親と違う電車に乗り継いだ。


と、我が身の成長の時期を思います。


私は娘を持った経験も
父親になった経験もないけれど
どしちゃったんだろうってくらいに泣けました。


七つのお話は、おしまいで
主人公の気づきと前向きに歩む姿に
ホッコリあたたまれます。


好きな言葉があって

「神の見えざる手で必要な人のところに渡るようにできてるものよね」

「えにし」ということに思いをめぐらせ
まわりにいる人にあらためて「感謝の思い」を
言葉にしたくなりました。


「猫」がタイトルに入っていたから
借りたのですがハートウォーミングで
幸せになれるオススメです!

投稿者 daifuku : 2019年1月11日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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