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「わかれ」「花のいのち」
2018年6月28日

瀬戸内寂聴さん「わかれ」は
小説でもあり、エッセイでもあり
自叙伝っぽかったりします。



「圏外」は、91歳の画家の女性が
42歳年下の男性と恋愛関係を超えた間柄になります。
(私小説っぽいのです。
いや、そんな無粋なことは言うまい^^)
その男性とのかかわりは短文のメールの
やりとりだったりなのですが
日々の生活にイキイキと色どりが添えられます。
恋心なんだなぁ♪


「百合」というお話が好きでした。
物語の終わりで同性愛者の主人公が
幸せは主観の問題

「私は今の自分を幸福だと胸を張って言える」

と綴られています。
読後感はとてもすがすがしいことでした。
男性も女性も愛せる主人公は
神様のような存在なのかもとも感じました。


主人公の母親の苦しみも描かれていて
母親が自身の過ちを悔み
そのことで娘への負い目を感じ
ずっと悩んでいました。
母親も、人であり女性であり
もちろん完璧じゃなく欲もあります。
なので、母親が我が子への
自責の念から解放されるシーンでは
「良かった」と思えました。




「花のいのち」はお花にまつわるエピソードや
源氏物語とお花のことが書かれていました。



仏頂面の攻撃的なご近所の奥さんが
お花が好きなようなので寂庵に咲く花を届けるようになります。

無邪気な笑顔で受け取るようになって
(略)挨拶を交わすようになった。


そこから、しばらくその奥さんの気配が
感じられないと思っていたら
ある日、手紙が届いてお花の感謝とともに
夫からひどいDVにあっていたことが
したためられていました。


その奥さんは辛い時、
お花の愛らしさに癒され、
そして、お花に託された寂庵の人々の
優しさに勇気をえたのでしょうね。


インスタグラムで@jakucho_setouchi
フォローしています( •ॢ◡-ॢ)-♡

投稿者 rin5chan : 2018年6月28日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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