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卯辰山茶会
2015年7月27日

金沢ナイトミュージアムが始まりまして
浴衣のムッチ(左)とKさんと三人で黄昏時から
「卯辰山茶会」へとお出かけしました。



陶芸、漆芸、染、金工、ガラスの工房作品が
集うということです。

 



お茶室「流芳苑」

 



風炉と釜は「氷結」という作品でガラスで作られています。
釜のふちとかザラザラ感がきれいでずっと見入ってしまいました。
釜には灰でなく白い砂が、その中に火のついた炭も白色
です。
ガラスの風炉は、お湯が入っていると
100度以上にはならないから割れないそうです。


 



「四ツ足水差」はずんぐりと。

 



「蓮葉氷」というお軸、「吹く」という花器。
「夏は夜」という風呂先は、描かれた山の稜線が美しく
その裏面も涼しげなのです。

 



「haku」という蓋置きも涼しげ。

 



建水のタイトルは「建」

 



「流水波紋」という器に吉はしさんの千菓子「夏氷」。
小学生の時、お茶のお稽古で吉はしさんの生菓子いただくのが
楽しみでした。
吉はしさんのお菓子が好きでさぼらず
お稽古に行っていたようなものでしたね(^_^;) 。

 



「水面光」という器。

 

お抹茶碗は、個性派揃いです。



一服目のお抹茶椀。
うまく口つけるとこを定めないとこぼしそうでハラハラ。

 



Kさんに運ばれたお抹茶椀はさらにどう扱ってよいものやらの
難易度レベル高です。
お手前される方は、染め工房の作品をお召しです。

 



二服目のお抹茶椀、これまたおもしろいカタチです。

 



Kさんの碗は、そばで見ると草の繊維のような文様。

 



こちらのお碗はお色がきれい。

 

みなさんと器のおもしろさに会話の花が咲きます。
夏着物をめされた正客さん次客さんになられたご婦人がたは
「毎年、これが楽しみなんですよ^^」と
お話してくださいました。



お道具を見せていただいています。

 



ムッチは雪輪に紫陽花柄の浴衣です。

 



香合入れは「手毬」、ふたに紫陽花の絵柄なのです。

 



ふたの中も鮮やかな紫陽花の絵柄です。

 

ワタクシ、浴衣に襦袢と足袋
半幅帯に帯締めと「飾り細工」の帯飾りです。
ガラスの風炉と釜と聞いていたので
髪飾りは夏のトンボ玉としました。


 

いきおいある斬新な作品にふれることできて
大変楽しいお茶会でした。
卯辰山を降りる時、犀川の花火が見れました。
上菊橋からも大勢の方が花火見物されていていて
夏の夜は、楽しいことがいっぱいです。

投稿者 rin5chan : 2015年7月27日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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