| 明日の自分への土産も | 2017年9月27日 |
先日、寺町のお寺のお庭を散策のあと、にし茶屋街まで歩きました。

石坂茶屋街ともよばれていた「いっさか」は
小さい頃には遠巻きに見る場所で
街中に入ってはいけないと言われていました。

なんかちゅーといっぷくです。

冷やし白小豆ぜんざいいただきました。

「吉米楼」あとの「西茶屋資料館」を拝観しました。
中はきれいにリノベーションされています。

横から見ると館に貫禄を感じます。
二階はお茶屋さんのしつらえが再現されていて
鮮やかなベンガラの壁に火鉢や漆のちゃぶ台も立派です。

太鼓や三味線も展示されています。
金の屏風は夜の宴席で光量を補うためだったと
図書館の資料で読んだことがあります。

お茶室もあります。
幕府公認の遊郭では明日お役人が
視察に訪れるという日は
もてなしのお茶をひいたそうです。
で、この役目はお客さんを取れない
遊女がしたということから
「お茶をひく」は暇にしている飲食店で
使われる言葉になったそうです。
吉原の妓楼の女将のエッセイで読んだのですが^^。

かわむらさんでは試食も存分に楽しみました。

工場では、気合い入れて釜で豆を煮ています。

魔除けのとうもろこしも風情あって
黒塀がきれいですね、奥に見えるのが検番です。

大正時代のモダンな建物です。

明日の自分へのお土産も買いました。
ご一緒したお着付けの先生の鶴ママに
「ヒロタンここでロケフォトしたね」と
言われ2009年の花嫁様を覚えていて
くださって嬉しく思うことを伝えると
「お支度させてもらった花嫁さんのことは
みんな覚えてる」と。
そんなおしゃべりも楽しい街歩きでした。
忠昭さん&ヒロタン「文豪ゆかりの街を訪ねて」フォトの
Happy Reportです。
http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=30&cat=cat5_1
2017年9月27日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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| 彼岸花&山椒&とまと | 2017年9月24日 |
お着付けの先生、鶴ママと町屋でランチのあと
香林寺さんに彼岸花を観に行きました。

彼岸花は、真っ赤な花と思っていたら
こちらのお庭では黄色がかった白と
さらに黄色が強い花びらです。
宮部みゆきの「おそろし三島屋変調百物語」の
中で不吉な花として彼岸花が登場しますが
清楚な白では怪しげな感じはしませんね(*^▽^*)。

お地蔵さんのそばに「幻のピンク」がわずかに咲いていました。
彼岸花は、曼珠沙華とも言いますね。
マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ 真紅に染める♫•*¨*•.¸¸♪✧
山口百恵さんの歌が耳の奥で聴こえます。

サフランの色が鮮やかできれいでした。
シベはイタリアンにはかかせませんね、身体があたたまります。

願掛けのだるま。

親子の蛙。

親子の亀。

お庭には苔。

そして、よってゆくと
ちいちゃい蛙さん。
いい香りがして見上げれば山椒の実がなっています。

「山椒は小粒でもぴりりと辛い」のサンショです。
葉っぱはマッタケご飯のトッピングとして活躍しますよね。

ランチのデザートのほうじ茶のアイスの
トッピングはあま~くみずみずしい小粒トマトでした。
只今、宮部みゆきさんの最新作
「この世の春」を図書館にて予約していて
順番がくるのを楽しみにしております。
宮部ミステリーの時代小説には独特の
リズムと妖艶さがあって大好きです。
2017年9月24日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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| 後ろ姿どんぴしゃです | 2017年8月30日 |
風の盆のお祭りの季節が来て夏が過ぎゆくのを感じます。

前夜祭の鏡町ステージで。

涼しく心地よい風が頬をなでてゆくようです。

ちいちゃい子のハッピ姿がなんともあいらしいことでした。
一部が終わって、街歩きをしましょう。

八尾の会館で「出演のかたですね」と
警備員さんに誘導されそうになったツヨポン(*^▽^*)
男性の見物客の浴衣は珍しいようです。

ちょっぴり八尾フリーク気分でご案内♫•*¨*•.¸¸♪✧

各町ごとにぼんぼりのデザインが違います。
上新町のぼんぼりは「風の盆恋歌」を書いた
直木賞作家の高橋治さんの文字です。

石畳がきれいな諏訪町では、
ごっーと用水の音が聞こえます。
この静かな通りが本祭りのに日は
身動きできないくらいの大変な人であふれます。

撮れた写真を見てはしゃぐやっちゃんとムッチ。
やっちゃんからの可愛いメッセージです。
日本人で良かったわぁ!のお誘い、いつも本当に心が豊かになるよ!
ちょっと歩くとすぐにいっぷく。

おともしてくださったカワイコちゃん達。

みんなはノンアルコールワイン
やのに、生ビールでごめんね
しかも冷たくておいしい♫•*¨*•.¸¸♪✧
西町の造り酒屋さんの前で。

来年もお祭りにこれますようにと祈って記念撮影です。

美味しいお酒ができましたを知らせる杉玉。
嬉しい話をイッコ。
Instagramで繋がっているユキさんが
鏡町の踊り子さんのお写真を載せていて
同じ時間にいたんだね、なーんて思っていたら
私の写真にコメントいただきましたの。
実は私の目の前に素敵な着物の女性が
通られてうっとり眺めていたのです!
今アップされた後ろ姿 どんぴしゃです
kanazawasyugenさんお綺麗ですね〜
ぅう!嬉しいーーーー!
行ったり来たり何度読み返したことか!
で、タイトルにもいただいちゃいました(*^▽^*)
では、調子のったついでに。

ブレブレ感が”夢まぼろし”っぽくっていいなぁ。

楽しかったね♫•*¨*•.¸¸♪✧
みなさんありがとうございました。
来年も健康でお祭りに行けますように☆”
2017年8月30日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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| ラ・ラ・ランドと風の盆 | 2017年8月28日 |
昨日は、仕事が終わってから
「風の盆」前夜祭におでかけしました。

諏訪町で一人踊り流しです(*^▽^*)。
春に話題になったミュージカル映画
「ラ・ラ・ランド」のポーズが風の盆の
キメポーズに似ていると感じていました。
和のラ・ラ・ランドっぽい花嫁様の
可愛らしいお写真を紹介します。
お着物の全体柄もみれて豪華なことです。

幸恵さん

ユンナちゃん

明日香ちゃん

和美さん

春菜ちゃん

みゆきちゃん

私、淳ねぇ女将が九谷焼のカップを手に
ナツメちゃんのお衣装柄をオリジナルで
職人さんに描いたのをみなさんに
ご紹介しておるところです。
ナツメちゃんには去年、風の盆で会いましたね。
本祭の大勢の人の中でもキラリと光っていました。
「風の盆」が秋の季語で
夏井先生が「憧れの祭」と。
追って、お祭り記事をのせますね。
2017年8月28日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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| 光と陰影のインスタレーション | 2017年7月23日 |
昨日に引き続き金沢ナイトミュージアムの
おでかけReportですヽ(^◇^*)/。

ひぐらしが啼く本多公園を散策すれば
翠が美しいことです。

手作りの行灯を手にムッチとジュンジュン。

行灯との記念撮影。
まだまだ明るかったので
「工芸に生きつづける花と鳥」を観に行き
掛け軸や屏風、陶磁や漆芸などの
工芸品を鑑賞しました。
だんだんと暗くなってきました。

テントに灯りが燈りました。

樹にこの子達がいっぱいいます。

Shading Village
夏の夜、中村記念美術館の園庭に
幻想的な光のテントが登場します。
微細に切り取られた模様から
漏れ出すまばゆい光と陰影のインスタレーション。

ジュンジュンとムッチ。
このあと、北國新聞さんに写真撮らせて
欲しいと頼まれましたの。

雪洞の中で「調子のちゃって~」やってみました。
〆の一枚です。

中村邸のお二階の朱塗りの壁が美しいですね。
ジュンジュンはあいかわらず
おっと~り優しげで可愛らしいことでした。
「またね」とお別れをしての
帰り道、ムッチが「ジュンジュン可愛い~♪」と独り言。
ムッチが本当に花嫁様達のことを
大好きがよーく伝わってきます。
この夏もナイトミュージアムおでかけしたいです。
新郎新婦OB様誘って下さいね☆”
2017年7月23日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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| 卒業花嫁様とShading Village | 2017年7月22日 |
今朝の北國新聞さんに花嫁OB様と載りましたの。

今年も金沢ナイトミュージアムが始まりましたヽ(^◇^*)/。

本多公園でオープニングセレモニーShading Villageがありました。

一緒にお出かけしてくれたのは2012年組さんのジュンジュンです。

行灯制作ワークショップに参加しました。
ちょこっとのやりとげた感のあとは旧中村邸へ。

「光と陰影のインスタレーション」土壁と畳に美しいのです。

ムッチとジュンジュンが手をかざします。

私もやってみました。
昨日は、襦袢の上から浴衣を着て半幅帯に帯締め
足袋とお草履でお着物風コーデでした。

お茶とお菓子でいっぷく。
お菓子は四国松山のお菓子だそうです。
さて、ジュンジュンは、大の猫好きさんです。
今晩9時からの「世界ふしぎ発見!」は、
『世界はネコによって作られた
~人とネコの絆物語~」なのだそうです。
お互いに観ようねと約束しています。
Reportは明日に続きます。
2017年7月22日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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| 記念にお茶目ポーズも | 2017年7月7日 |
「観能の夕べ」におでかけreport三日目です。

仕舞の体験をするムッチです。
この水色の絽の着物は、昨年
私が能鑑賞の折に着ておりました。
今回、ムッチが着ているのを
『爽やかできれいな色だなぁ』と見ていました。
決して『上げなきゃよかった。。。』
なーんて、思っていませんよ^^。
きれいに着てくれてありがとー!
記念にお茶目ポーズ!

紫好きの祐子さんは、紫色の浴衣に半幅帯と
帯締めでお着物風にお召しでした。
祐子さんは随分と昔から金澤syugenの
blogの読者さんで
「blogの言葉が素敵で、いい言葉があると
今度、どこかで使おうと思ってメモをとっています^^」と。
是非、どんどんじゃんじゃん
使ってくださいな^^v。
「文章を読んでいるとどんどん
引き込まれてゆきます」とお言葉をいただき
ぁあ、ありがたやー。
ずっと読んでくださっていて
日本語検定の受験したことも
ご存知で大人になって勉強することは
素晴らしいことだとおっしゃっていただきました。
祐子さんがつまみ細工や水引を
褒めてくださったので
この日おでかけのお供の子たちのせます。

金澤modern水引のかんざしと根付
金澤つまみ紗衣句のウチワのモチーフのかんざしと
鉄線モチーフの帯飾りです。
世界にひとつだけの和小物をオーダーメイドで
数々デザインしておりますのでお気軽に
お問い合わせくださいませ☆”
2017年7月7日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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| 蔦葛の天冠 | 2017年7月6日 |
「観能の夕べ」report二日目です。

体験に続いて能の鑑賞です。
千種ちゃんが自身のお嫁さん画像をスマホで
祐子さんに見せておしゃべりに花が咲きます。
ムッチの手の組み方がマダムっぽい♡(´▽`)♡。
しばらく時間があるので屋外で撮影楽しみました♫•*¨*•.¸¸♪✧。

軍隊の洋館庁舎前で。
狂言は「太刀奪」というお話でした。
盗人を捕まえてから縄をゆいだすのが
おかしかったです。
さて、以前にNHKさんに取材を受けた折
ノンキに事務所にお迎えしたら
仕事風景も撮影と。
慌ててディスクまわりを体裁よくととのえながら
「『泥棒を捕らえて縄を綯う(※)』とは
このことですね^^」と言うと
レポーターさんもカメラマンさんにも
大いにきょとん顔されたので
「ドロナワって言わないですか?」と言うと
「ああ、それは聞いたことありますが・・・・」
内心『世代差かしらん』と寂しくなったりも
しておりましたが
ちゃーんと舞台でも生きている言葉でした!(^^)!
お能は「葛城」でした。
仕事柄か、衣装とかかんざしが大変気にかかります。
女神のお衣装が神社の巫女さんの装束に似てて
髪には草が飾られています。
宝生流能楽師の佐野玄宜先生に聞いてみました。
神はだいたい神職に準じたような装束になりますね。
男神でも狩衣を着ます。
冠の草は、蔦葛により戒められたことを表しています。
途中、鼓の人が向かい合ってるのとかも
どういう意味があるのかなと気になって
気配を消しているのかしらと聞いてみました。
しばらく打たないときは下に座りますね。
向き合ってるというより、正面をはずすという感じですね。
気配を消していると言ってもいいと思います。
鑑賞した後に、知りたいことが増えます。

閉演後の舞台で。
能楽堂さんのスタッフのみなさんには
「また体験にもお越しください^^」と
お声をかけていただきました^^
みなさんとても親切でいらっしゃいます。
土曜日は繁忙日なのでなかなか
予定がつかめないのですが、この夏
またまた出没したいと考えています☆”
※泥棒を捕まえてから慌てて縄を準備しても、泥棒は逃げてしまうだろうということ。
reportは明日に続きます。
2017年7月6日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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| 「恥ずかしやあさましや」 | 2017年7月5日 |
夏の風物詩「観能の夕べ」に出かけました。

左から祐子さん、ムッチ、千種ちゃんです。
浴衣でおでましの祐子さんは
和文化&着物好きさんで金澤syugenの
blogの読者さん(ありがたや~)でいらっしゃいます。
お二人は、前回の「金澤syugen主催
能楽堂バックヤードツアー」にもご参加くださいました。
謡と仕舞の体験の講師は、
藪克徳先生と佐野弘宜先生です。

佐野弘宜先生には金澤syugenの祝言で
何かとお世話になっております。
「葛城」から
神の顔がたち面なや面はゆや。
恥ずかしやあさましや。

お手本です。
からの「さあ、みなさんもやってみましょう!」と。

自身の姿を恥じている様なのだそう。

カメラ目線ありがとうございます!

先生の袴のスソが気になる。。。

一番右が千種ちゃんです。

2012年組さんの花嫁様の千種ちゃんとは
毎年一緒にお能にお出かけしています。
「前回の舞台の裏が見られたのも
良かったですが、今回の体験できたのが
すごく楽しかったです^^」と瞳キラキラ♪
ホント、いつだって千種ちゃんは可愛いな^^
二番目のグループにはムッチいます^^

マジメな顔してる~♪
三番目のグループには海外から
お越しの方々も大勢いらっしゃいました。

緑の浴衣をおめしの敬子さん(左から二人目)も
「能楽堂バックヤードツアー」にご参加くださいました。
千種ちゃん、祐子さん、ムッチも
見学のお席で一緒に練習しています。
能ガールな敬子さんに写真を送って上げると
とても喜んでくださいました。
先生と一緒に写っている写真はこれが初めてなので、大切にいたします。
ユーモアを交えてのお話もあって
学びの体験は本当に楽しかったです。

能舞台前にて「調子のっちゃって~」です^^;
今年初めて絽のお着物を着ました。
明日は、「観能の夕べ」についてかきます。
2017年7月5日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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| 感性で彩るオリジナル和婚 | 2017年7月4日 |
今朝は、アスファルトに
穴があくんじゃないかしらんってくらい
すごい勢いの雨が降りました。
みなさん被害はありませんでしょうか。
真っ白な霧がかかって
姿を消していた山や丘は
夕刻にむけて濃い蒼緑色の姿を現しました。
雨が上がって山裾に霧が
たゆとう様は美しいことです。
秋に宇多須神社さん&金城楼さんで
ご披露宴をされる朋之さん&福ちゃんを
「お香作り体験」へとご案内しました。

まず、香りについての説明です。

白檀をはじめとする天然の香原料です。

それでは、いよいよ調合を体験します。

好きな香りを合わせてゆきます。

朋之さんを心配そうに見つめる福ちゃん。
ぷっぷっぷー(*^▽^*)

仲良し二人、楽しくお勉強( •ॢ◡-ॢ)-♡

朋之さんは甘い香り
福ちゃんは、優しい香りに仕上がって
不織布に袋詰めします。

お香のお着物を選ぶ福ちゃん
和柄が愛らしくって悩んじゃいますね。

ムギュムギュとしばります。
福ちゃん楽しそうですヽ( ´ー`)ノ
これからお二人は結婚式の日まで
コツコツ楽しみながらお香作りを進めます。
香りのギフトは香袋以外にも、
名刺入れにしのばせる
お香シートなども作れます。
他にもアイシングクッキーや
キャンドル、アロマなどなど
新郎新婦様の個性が表現できる
手作り品の応援をしています。
プチギフトにもオススメです。
アイシングクッキーの指導は
2010年花嫁様の祐子ちゃんです。
金澤syugenは、お二人の感性で彩る
オリジナルの和婚を創作します。
2017年7月4日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, 和ごころ文化 | コメントはまだありません »


