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生まれ変わる日の装束
2015年11月27日

白無垢に羽織り替えお仏壇参りをされた
花嫁様の
お写真を紹介します。
この時、親御様も一緒にお参りをされる風習は
石川の特徴なのだそうです。




佳代ちゃん





真子さん




祐希ちゃん




涼子さん




味穂ちゃん




志津っち




千恵ちゃん




恵子ちゃん




アイちゃん




悠里ちゃん


小林忠雄さんの資料から

花嫁が着る白無垢は本来死者が着る白装束からきている。
これは、婚礼という儀式は女性が娘という時代を終え、
一度仮に死亡したと解釈するもので、
ここで白無垢―白装束を着て
また、生まれ変わるという擬死再生の
信仰の考え方が根底にあると思われる。


決意がこめられたお衣装であることがわかります。


金澤syugenは、婚礼文化の本来の意味を学び
今の時代にあわせたカタチで再現しています。
先人の「想い」を次の時代へと
繋げてゆきたいと考えています。

2015年11月27日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »

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四季うつろいの美のウエディング
2015年11月26日

金澤syugenのホムペ「プレスリリース」のページに
「金澤」11月号「大人のブライダル」ページが載りました。

http://www.kanazawa-syugen.jp/p_release/pdf/26.pdf

 

良平さん&志津っち



秋深まる頃、一部は八松苑さんの本格和会場にてご親族と和婚式、
二部はセンテレオにてご友人とカジュアルパーティという
二部式スタイルを選ばれました。

 

也さん&さおりん



青葉煌めく夏、金澤神社婚&武家屋敷にて町屋祝言をされました。

 

夏さん&文乃さん



石川県立能楽堂にての「前撮り」では
宝生流能楽師 佐野元宜師が
祝いの謡と仕舞を披露されました。

 

浩一郎さん&かさねさん



雪が舞う金沢らしい風情の日、成巽閣から石川門へとお運びになられました。

 

剛一さん&優妃さん



花咲く頃、宇多須神社婚&桜咲く街並みでウェディングフォトされました。

 

文也さん&春菜ちゃん



初夏、眩い耀あふれる芦城公園にて「後撮り」です。

 

花が咲き 耀があふれ 風が吹き 雨が降り 雪が舞う
四季の折々の美に満ちたウェディングを
金澤syugenでは企画しています。

2015年11月26日 カテゴリー: お知らせしたいこと | 2件のコメント »

2 Comments

  1. さおりん より:

    ご無沙汰しております~。
    金澤神社での挙式からもう四ヶ月も経つんですね。その節は本当にありがとうございました。

    雨に濡れた緑がとても綺麗で、暑さが不安だった季節とは思えない爽やかさな写真ですね(笑)
    今、年賀状の写真をどれにするか悩んでいるところです。也さん写真嫌いだから・・・(笑)

  2. 金澤syugen より:

    さおりん
    綺麗ですよね、神社の赤に雲取のお衣装をめされたさおりんが愛らしいことです♫•*¨*•.¸¸♪✧
    年賀状は、さおりんのピン写真でいきましょう( •ॢ◡-ॢ)-♡!

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ニッポンのすし最前線
2015年11月25日

NHK「サキどり」11月29日放送は
「あなたの知らない ニッポンのすし最前線」

知られざる”すし”の最前線を取材!

とのことです。

ナビゲーションはジョンカビラさんと
片山千恵子アナウンサーさん。
千恵子さんとは、2009年「イマドキ結婚式」の
取材してしていただいてからお付き合いが続いています。


さて、先週、知人のお祝いでお寿し屋さんへ。



冷酒いただいています。




「農口」きりりと爽やか。




岩塩でシャブシャブいただきます。





いくらちゃん。





うに様。


千恵子さんと一昨日メッセージでおしゃべりしていて
「なにか、みなさんに伝えたいことある?」と聞くと

寿司の番組みてね♡って!笑
あ、年末年始、めちゃ色々特番やるんでまたご報告します

とのこと。


最近の千恵子さん、NHKの伝統芸能班な印象で
奥深い教養が伝わってきます。
お笑いタレントさんとの共演も多くて
可愛い笑顔で軽快MCをおつとめでいらっしゃいます。
「サキどり」ぜ~ったい観ますよ(*^▽^*)!

2015年11月25日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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再生の物語「夏の裁断」
2015年11月24日

昨日に引き続き「那谷寺」紅葉狩りの段です。



階段をのぼりきると錦の屏風がひろがります。



ベンチも苔むして。



「紅絹色」は、絹をうこんと紅花で染めた黄色味ある赤色。




侘びしく寂しげな色は「寂利休」。



柔らかい光が降りそそぎます。



池の水面に秋の空が映って。



燃える秋を歩むと、



見上げた空に飛行機雲です。



「水鏡」にもさかさ紅葉。



もみじかわいや、かわいやもみじ。



何度もこういう階段をのぼりおりしました。
苔が湿っていて下りではとても歩くことに集中しました。

ちょうど読んでいた島本理生さんの
「夏の裁断」の中のシーンを思い出します。

上がるときよりも、いっそう下るときのほうが注意深く石段を踏む。
赤い鳥居のトンネル腰に鎌倉の街が広がっていた。
遠近感が失われて、気が遠くなる。木の枝を踏んだ。折れる音がした。




登りきったときに広がる景色はその都度、新鮮です。



芥川賞の候補になった島本理生さんの「夏の裁断」は
短いお話で夕食後に読み始めていっきに完読。
「女性作家の再生の物語」は時々、共感できて
印象に残る言葉もありました。

紅葉し落ち葉になって朽ちて
次の春には芽吹いて青葉が煌めく樹木。

「再生」を待ちわびる季節がいよいよやってきますね。
冬が厳しければ厳しいほど、
訪れた春の日射しのぬくもりに幸福が感じられ
偉大な自然に深く感謝します。

2015年11月24日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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朽葉色や紅葉襲
2015年11月23日

那谷寺へと「紅葉狩り」です。



まず初めにこの景色が目に飛び込み
「朽葉色」の絨毯に思わず
「わぁ!きれいだぁ~!」と声をあげました。




庫裡書院。




金堂華王殿。




手水舎にさざなみと紅葉。




飛び石も艶めいて。




石橋。




那谷寺の猫。




さらさら流れてゆくよ。




青空に奇岩遊仙境。




赤い鳥居が鮮やかです。



小春日和の陽ざしは柔らかく。




まさに「紅葉襲」です。


ちょうどこの紅葉の季節に「野だての会」へと
小学生の私達四人をお茶の先生が連れてきてくださいました。




本殿に続くこの階段で撮ってもらった写真が確かありました。
食べたおやつがポッキーだったこと
母のお手製のドット柄のちょっとおませなデザインの
ワンピースを着ていたことを覚えています。
裕福ではなかったけれど母は行事があると
流行りの布地でデザイン性のある
新しい洋服を縫っては着せてくれました。

 

美しい紅葉に心もニュートラルになるようで
母が「服育」してもらったこと
「(お茶の)先生にもお会いしたいなぁ。お礼を
キチンと伝えたいなぁ」と
懐かしく思い出していました。


「紅葉狩り」明日に続きます。

2015年11月23日 カテゴリー: 和ごころ文化, 和婚プランナーの日々つれづれ | コメントはまだありません »

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雪から雨になる頃の和婚
2015年11月22日

雨水から啓蟄までのフォトをご紹介します。

仁さん&和美さん



東茶屋街の街並みに、雪きれいなのです。

ユッケさん&明日香ちゃん



春の気配の石川門です。

真一さん&志保さん



21世紀美術館では冬の午後の陽ざしが優しく。

誠さん&渚ちゃん



武家屋敷にこも掛けが金沢の風情です。

Kちゃん&聡ちゃん



黄昏時の提灯行列は日本の原風景です。

賢一郎さん&由美子さん



2月22日ニャンニャンニャン猫の日に
猫テーマの結婚式でした。

おいちゃん&麻智ちゃん



21世紀美術館の館内は薄着だってへっちゃらです。
「タレルの部屋」では少し寒いのガマンガマンでした。

健二くん&友美ちゃん



前撮りでは、お二人の出身校へもお出かけでした。

「雨水」とは

空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃です。

しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。


とのことです。

もっとも金沢らしい冬景色に「春待ちの思い」が込められる
この季節のフォトも人気があります。
お気軽にお問い合わせくださいますように。

2015年11月22日 カテゴリー: 個性光るコーディネート・演出 | コメントはまだありません »

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友禅絵付け体験
2015年11月21日

2012年組さんのさやちゃんとムッチが
「友禅絵付け体験」へとお出かけしました。



旧園邸松向庵にて開催されました。




茶室へと繋がる路。




飛び石が連なる坪庭、趣きありますね。




にじり口からお茶室拝見のさやちゃん。




館に興味津々のご様子です。




ご指導は、加賀友禅作家 久恒俊治さんです。




こちらのクリスタル友禅皿は、金澤syugenの
「金沢らしいお引き出物」として人気あります。





さやちゃん、絵を描くのがお好きなのです。




トートバッグ、二人とも上手にできましたヽ(^◇^*)/。


金沢市公式ホームページから

大正から昭和にかけて月釜が掛けられ、
本格的な茶事が催せる茶室として評判でした。
茶室は三畳台目の「松向庵」、
その他に十畳の広間、水屋、待合などが坪庭を
中心に巧みに構成されています。


由緒あるお茶室にて「絵付け体験」楽しかったようです。
金沢の伝統文化にふれることできて良かったですね( •ॢ◡-ॢ)-♡

2015年11月21日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »

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男の着物
2015年11月20日

今日のBlogは、「男性の着物」特集ですヽ(^◇^*)/。




木下勝博さんの「はじめての男着物」を図書館で借りて読みました。

着物を着始めてから、季節や天気を意識するようになった。
季節に応じた素材選び、色選びは、とても楽しく心を豊かにしてくれる。

ホント、そうなんですよね。
お着物が生活にあると季節のうつろいをより楽しめるようになりました。




前回「和ごころ勉強会」にお着物でご参加くださいました
2013年組さんのいっちゃん。
シャイさんなので後ろ姿です。
鈴木大拙記念館にて、ダンディないっちゃんです。




この日のいっちゃんコーデを奥様ユキリコフちゃん
送ってくださいました。
ハトメの帯がカジュアル感もあって素敵でした。




先日の剛さん&有希ちゃんの「花つむぎ祝言」は
お色直しで新郎様、牛首紬の着流しでご登場でした。
羽織の裏には「こうもり」
それは「男は夜な夜なこうもりのごとくに
遊び歩くくらいでなきゃ」ってことなんだそうです。
光沢ある紬の素材が美しかったです。




昨日は、聡くんの七五三ロケーションフォトで
そこかしこで「可愛い!」と注目されて大変なことでした。
金澤神社さんでおまいり、兼六園と東茶屋街で
お写真撮りされました。
パパ&ママは、2009組さんの忠昭さん&ヒロタンです。
聡くんのレポートは追ってかきますね。


この夏、ウチの坊主と浴衣を着て
「観能の夕べ」へとでかけた時に
歴史博物館前での写真です。



ウェストが50cmもない細っちい子なので
サラシをグルグル、グルグル巻きにしました。
普段の生活の中でお着物楽しめるよな
心にゆとりある大人になって欲しいなぁと思い
時々着せています。


金沢にはお着物の似合う場所が多くあるので
男性のかたにも気軽にお召しいただきたいものですね。

2015年11月20日 カテゴリー: めしませ着物, 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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「た~らこ~♪た~らこ~♫」
2015年11月19日

金澤syugenそばでお散歩の猫ちゃんと会いました。



最初は遠巻きに見ていたのに「ネコニャン♫•*¨*•.¸¸♪✧」とよぶと
「ミャー」と小さくないて近づいてきて・・・・。


私のまわりをクルクルまわってスリスリ。
気に入ってくれたようです。



正面にきたと思ってもせわしなくスリスリしてグルグル動き。




近すぎて顔がうつせない。。。
スマホは、猫ちゃんの尻尾のアップ写真でいっぱいに( •ॢ◡-ॢ)-♡。


2014年組さんの真一さん&志保さんが
あかりちゃんと遊びに来てくれました。



お父様そっくり。




まぁー、機嫌良く笑ってくれます。




ムッチがたらこで笑わせています。
志保ママさんが「た~らこ~♪た~らこ~♫•*¨*•.¸¸♪✧」と歌うと
もうおっかちっくてしかたないとゲラゲラ大笑い。


志保さんからのメッセージです。

先日はお忙しい中ありがとうございました(*^_^*)
あれから「た〜らこ〜♪た〜らこ〜♪」って
歌って聞かせるとケラケラ笑うようになりました(笑)(略)


良かったよかった。
ご家族は、百日参りもご家族で白山比咩神社さんに
お出かけだったそうです。
お家も建てられてと順調なことで
幸せな暮らしぶりを報告していただけて
なんともありがたいことです。




可愛らしいお菓子いただきました。


真一さん&志保さん「端午柏祝言」Happy Reportです。

http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=257&cat=cat2 


追記



最近読んだ「猫は心配性」は猫が必殺仕事人だというお話。
いつの時代も勧善懲悪はスカッとします。
隣にあるのは猫画のスプーン
猫好きは猫柄みると欲しくなります( •ॢ◡-ॢ)-♡。

2015年11月19日 カテゴリー: 猫メンタリー, 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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「嫁風呂敷」や「重掛け」
2015年11月18日

先日、ラジオ出演の折「重掛け」を持って行きましたところ
アナウンサーの川瀬裕子さんが大変興味深い様子でご覧くださいました。



花嫁のれんとともに袱紗は金沢の婚礼を語るにはかかせないもので
親戚や近所に五色饅頭や赤飯を袱紗で包んだ
重箱にて配られたと言われています。
その上に掛けられたのが金襴緞子の重掛けです。




番組では、ムッチが「金澤つまみ紗衣句」「金澤modern水引」
「加賀花手毬」などのオリジナル品
「和ごころ勉強会」についてもお話しました。


今回、重箱や袱紗を今も持っていらっしゃるかたに
お借りして「ご近所にはこのように配られました。」
というのをスタジオにて撮影しました。



この様に紋の入った風呂敷にお重敷きを置き
その中に袱紗にのせた輪島塗や山中塗、金沢漆器のお重
さらに袱紗を飾りました。
お重には五色饅頭や赤飯をおさめ配られました。




お福わけいただいたお家では袱紗や
漆の器の柄の美しさを愛でてから
ポチ袋にお使いをしてくれた人へのお礼を入れて
お返ししたそうです。




こちらは、ご法事用の袱紗です。
立派な輪島塗のお重です。


松下良さんの資料から

袱紗とは、古くは武家が進物を贈答するとき、白木の献上台に載せた品を覆う布
加賀藩は裕福であったため丁寧で通常の袱紗とは別に嫁入り用の袱紗を作っていた。
この習慣は城下町の民衆に伝わったのです。
「嫁風呂敷」など花嫁の里帰り用の風呂敷にも紋が入ってました。


花嫁のれんとお重箱というものが、
そのうちに冨であり、権威であったり、
それから背伸びして娘の支度したわけです。


袱紗や花嫁のれん、重掛けは大変高価なものですのに
結婚式後は使われることがなく
稀に、帯や屏風へと仕立て直されたかたもいたそうです。

2015年11月18日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »

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