くぐもった色合いで |
2018年8月14日
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この秋、宇多須神社さんで挙式
ひがし茶屋街を花嫁行列
そして、金城楼さんでお食事会をされます
妙子さんを飾る金澤つまみ紗衣句の
手毬ブーケとかんざしが可愛らしく仕上がってきました。
くぐもった色合いの黄色や橙色がお好きとおっしゃいます。
お顔のそばで、さがりがゆらゆらと揺れるクラシカルなデザインです。
ブーケには、明度を揃えた様々なお色の小花を散らしました。
布選びやパーツも一緒に選んで
デザインのご希望をうかがってて作った
世界に一つだけの和小物が
央佳さん&妙子さんのハレの日を彩ります。
どんなにかお美しいことでしょう。
次回はヘアメイク打合せの様子をお知らせします。
2018年8月14日 カテゴリー: 金澤つまみ紗衣句 | コメントはまだありません »
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「能は和のミュージカル」 |
2018年8月13日
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金澤syugenのホムペTOPは
夏さん&文乃ちゃんの能舞台での
お写真から始まります。
仕舞と謡は宝生流能楽師の
佐野玄宜師と佐野弘宜師でいらっしゃいます。
先日の北日本新聞さんで佐野玄宜師が紹介されました。
「着物や日本酒と同様、和の伝統文化が見直されている」
和食や和の空間に私達は癒されますよね。
私の日本酒、本格デビューは五年前
「日本橋アートアクアリウム金魚の涼」の
獺祭バーにてワイングラスでおしゃれに
いただき幸せを感じた時と言ってよいでしょう。
話がそれました。戻します。
こちらは、北國新聞さんの記事です。
新聞記事にある「道成寺」の記念扇は私もいただきました。
スタジオでプロのカメラマンさんに
撮っていただきましたの。
桜がなんとも美しいのです。
私は佐野先生の謡うお声がとても好きです。
「和のミュージカル」へとみなさまがたも
お気軽にお出かけくださいますように。
もし、良かったら誘ってくださいな( •ॢ◡-ॢ)-♡
あ、あと日本酒呑みに行きたいなぁって時も
誘ってやってくださいな!(^^)!
2018年8月13日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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「消えて行く日に」 |
2018年8月12日
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加藤千恵さんの「消えていく日に」は
記念日にまつわる九つのお話の短編集で
揺れ動く女性の心が描かれていました。
「消えていくものたち」がとても好きでした。
主人公はいくつなんだろう
と、はっきりしないけど
東京に路面電車が走っていて
高層ビルがなかった頃に恋をしていたようです。
主人公が喫茶店でハロウィンの日に
携帯電話で写真を撮りあう仮装姿の
若者達に驚きます。
恋をしていた頃を振り返り
あの時に携帯があったらあんなすれ違いは
起こらなかったとか思いを巡らすシーンは
わかるわかるです。
私も携帯のある時代とない時代と両方を
知っていますから。
主人公が過去を振り返って
後悔はいくつも残っているが、
後悔のない毎日だったのなら、
逆にこんなにも楽しめなかったのかもしれない。
いい言葉ですよね。
ネタバレになってはいけないので
核的なことかけないですが
好きな人や家族をいつもそっと気にかけて
見守っている感じにウルウルしました。
盆どきにぴったりなお話だと思いました。
「赤いプレゼント」の一文
つらかった記憶じゃなく、
幸せだった記憶のほうが、ずっと涙腺を刺激する。
別れた男性とのことを思い出す
切ないお話なんですけどね。
何気ない日常の中で起こった
幸せな出来事を思い出が愛おしくて
じんわり涙するってありますよね。
生きていると立ち直れないくらいの
絶望感に襲われることもあります。
ですが、すべてのことはいつも流れているのですよね。
新しい一歩を踏み出す気持ち大切にしたいです。
あと、表紙と裏表紙も好きでした。
パンプス・マニュキュア・フランスパン・
フライパン・ショートケーキとか日常の中に
あるもの達がきっかけで
時々、古い時間に思いをはせます。
2018年8月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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富士山や白山のウェディング |
2018年8月11日
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今日の山の日からお盆休みというかたも
多くいらっしゃるかと思います。
昨日に引き続き、「山」を祝言にさしこんだ
新郎新婦様とアイテムをご紹介をします。
敬三さん&美子さん
敬三さんの出身の静岡の富士山と
美子さんの出身の福井に咲く水仙の花を
デザインしたオリジナル彩羊羹です。
勇哉さん&アユミさん
金澤modern水引のオリジナルこも樽は
名前に「ハクサン」がつく五つの花
白山コザクラ、白山フウロ、白山シャクナゲ
白山チドリ、白山イチゲがモチーフです。
富士山で出逢った文也さん&春菜ちゃん
オリジナル寿せんべいのモチーフは
新郎家の自慢の稲の穂と
お二人が出逢った思い出の富士山です。
少し涼しく過ごしやすくなりましたね
皆さま楽しく素敵なお休みでありますように☆”
金澤syugenはお盆も営業いたしておりますので
お気軽にお電話くださいますように。
2018年8月11日 カテゴリー: オリジナルアイテム達 | コメントはまだありません »
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明日は山の日 |
2018年8月10日
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明日は山の日ですね。
私は山登りはしない(できない)のですが
連なった山脈を眺めることが好きです。
圧倒的な存在感に安心し癒されます。
金澤syugenには山が好きな新郎新婦様が
大勢いらっしゃいます。
今日は山をテーマにされた新郎新婦様と
アイテムをご紹介をします。
尚志さん&悦ちゃん
医王山で出逢ったお二人は
医王の山に咲くシャクナゲをモチーフに
金澤modern水引でオリジナルデザインした
ミニもこ樽で鏡開きをされました。
雄一さん&かなちゃん
かなちゃんがデザインの彩羊羹は
「秋の山に紅葉を見に行った時」のイメージで
青いのは雄一さんの車だそうです( •ॢ◡-ॢ)-♡。
了さん&優紀ちゃん
辻口博啓さんプロデュースの飴細工
鮮やかなケーキで白川郷に伝わる「結の精神」を表現しました。
雄一郎さん&ゆかりちゃん
白山登山がお好きなお二人のミニもこ樽は
白山に咲く黒百合をモチーフにしました。
山にまつわる祝言の紹介は、明日に続きます。
2018年8月10日 カテゴリー: オリジナルアイテム達 | コメントはまだありません »
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雷乃発声の頃の金沢和婚物語 |
2018年8月9日
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ライトアップされたしいのき広場をスマホで撮りました。
夜を迎えたばかりの時間なのだけど人っ子一人いません。
明日の夜からは金沢城や玉泉院丸庭園の
ライトアップが始まるので賑わうことでしょうね。
季節先取りの祝言は七十二候の雷乃発声の頃に
結婚式やウエディングフォトをされた
新郎新婦様のお写真を紹介します。
石川門にて直己さん&由利加ちゃん
宇多須神社さんへとご出立されました。
安宅住吉さんで挙式をされた栄秀さん&日登美さん
春の花チューリプをモチーフにオリジナルデザインした
金澤modern水引のミニこも樽で鏡開きです。
ひがし茶屋街にて俊さん&智ちゃん
金澤町屋和婚は、こんな風に街並みでのお写真が叶います。
ウェディングフォト婚の浩志さん&さやちゃん
和装では東山の街並みで
洋装では21世紀美術館と石川四高記念館で撮影されました。
石浦神社さん挙式のクマちゃん&弘衣ちゃん
桜と椿が咲く兼六園を花嫁行列されました。
十月亭さんにて健二くん&友美ちゃん
一部会ではご親族を心からのおもてなし、
続く二部会はご友人の皆さまとにぎやかに過ごされました。
「雷乃発声」は、春の訪れを告げる
雷が鳴り始める頃ということです。
今朝は雨音で目を覚ましました。
関東では台風も心配なことです、ご警戒くださいますように。
2018年8月9日 カテゴリー: 個性光るコーディネート・演出 | コメントはまだありません »
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それぞれの夏休み |
2018年8月8日
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今日は、新郎新婦OB様のご家族が元気に夏休みを
楽しんでいらっしゃる様子をご紹介します。
2011年組さんの啓介さん&沙織ちゃんは
とうもろこし畑におでかけだったようです。
将臣くんの得意満面な笑顔!
直継くんもお兄ちゃんになったね。
甘くて美味しかったですよ
収穫の喜びもあってさらなるおいしさだったでしょうね。
2009年組さんの慶一さん&さこちゃんは
お子様達が腕をふるってくれたそうです。
だいきくんといろはちゃんです。
豆絞りのねじり鉢巻きが愛らしいことです。
2人とも料理が好きで、
いつも邪魔しながら、
喧嘩しながら、手伝ってくれます
ホームパーティでパパママのお友達を
お子様がもてなすってなんておしゃれなの!
2010年組さんのカブさん&祐子ちゃん
うみのいきもの展におでかけのチリチリとゆずちゃんです。
黄色のプール帽に青色の水中メガネでチリチリのミニオン感はんぱない!
パパママ達のアクティブなことにも
感心しちゃいます。
みなさん、元気に楽しい夏の思い出いっぱいつくってね☆”
2018年8月8日 カテゴリー: happiness☆卒業花婿花嫁様 | コメントはまだありません »
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粋なことでした |
2018年8月7日
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今日は立秋、昨夜から涼しいですね。
冷たいと感じるくらいの風が心地よく
「爽やか」が秋の季語であることなるほどです。
この秋、金澤神社婚をされます充さんはお鮨屋さんの大将さんです。
先日、「小桜」さんにプレ花嫁様の美穂さんに連れて行っていただきました( •ॢ◡-ॢ)-♡
お店の書や画は新郎様の自筆でお人柄通りの迫力があります。
「小桜鮨屋」 の落款のあるお皿も新郎様の手作りで微妙にお色が違って趣があるのです。
虚空蔵窯の桜柄のお湯呑み茶碗は愛らしく
お碗の影にもほっこりするです。
お店の照明は柔らかく緊張をほぐしてくれます。
小桜さんは薫りを大切にされて
いらっしゃるという印象を受けました。
薫りをしっかりとしっかりと
確かめたいそんなお鮨達でした。
さて、香りの良い食材にあうと
唇をしっかり結んで、喉の奥のあたりを
意識して鼻へと風を送る(小学生か)
私の楽しみかたです。
中でも、ノドグロ様の炙りは香ばしく
仄かな焦げ臭さもなんともたまらなく
何度、鼻腔に風を送ったことでしょう。
私は、赤身のお魚が苦手で
普段はまったくいただかないのですが
『食べてみたい』と
ちょっぴり背伸びしましたの。
トロがふわっと舌の上で
お魚がほどけてゆく時、
夢のようなシアワセ感じました♪✧
あと、お米が一個いっこ粒だってて
新鮮な食感で愛おしくかみしめました( •ॢ◡-ॢ)-♡。
スマホ写真で芸術的なお鮨は
表現しきれなかろうと
お鮨写真は載せないことにしました。
金沢駅鼓門の並びの街中にあるのに店内は不思議なくらいに静かです。
お食事にいらっしゃいます折は、
予めお電話をされてからがよいかと思われます。
新郎様のパフォーマンス&トークも
鮮やかで「粋」な小桜さんのお話でした。
2018年8月7日 カテゴリー: 金沢ちょこっと散歩と花ごよみ | コメントはまだありません »
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魔よけの桃の実 |
2018年8月6日
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土清水のもぎたての桃をいただきました。
みんなで三個づつ分けました。
ムッチが思わず言った
「お母さん^^喜びます」に
可愛いねぇと感心します( •ॢ◡-ॢ)-♡。
桃は魔よけになるようです。
日本の神話でイザナギが迫り来る
ヨモツ醜女に髪飾りを投げつけたら
山葡萄の実になって
醜女はそれを喜んで食べてしいまい
また追いかけて来たから
次は、クシの歯を折って投げつけたのが
ニュキニョキっとタケノコになって
それも食べられたので
木になっていた桃の実を三個
投げると醜女は逃げていったと言います。
桃は触るとすぐ茶色くなって
ケバケバのうぶ毛はなんだか痒くなりそう
なので、細心の注意を払って皮をむきます。
うやうやしくお皿に盛って
お口へと運べばなんとも
贅沢幸せキブンになれます♫•*¨*•.¸¸♪✧
桃のパワーいただいて元気に夏を乗り切りますね^^
2018年8月6日 カテゴリー: 和婚プランナーの日々つれづれ | コメントはまだありません »
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「放蕩記」 |
2018年8月5日
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小学生の頃の夏休みは毎日
ソロバン塾がありました。
先生に「あなたを見ていると
ファッションショーみたいね^^
毎日違う服着て来て」と
言われたことを覚えています。
母手製のこましなデザインの洗濯機で洗える
綿のワンピースが多かったです。
母は、家にいる時はいつも縁側で
ミシンをかけていました。
公立の小学校なので普通に制服が
あったのですが学期ごとの始業式と
終業式には母親手製のフォーマルな服を
着せられていました。
そういう節目には正装させたかったようです。
我が母親はなかなかのトリッキーさんでした。
村山由佳さんの「放蕩記」はほぼ
自叙伝っぽくって母と娘の微妙な確執に
悶々としている主人公の姿に
自分と通じるものがあります。
なかなか強烈なお母様なのです。
物語の後半、年老いた母との
関係が変化してゆきます。
自分の記憶と合わせても悲しくなりました。
誰もがきっと持っている母親への思いに
色々と共感できて、心が痛くなることも
多いけどとても好きなお話です。
2018年8月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »