| 「真実の10メートル手前」 | 2016年12月10日 |
二週間お休みだった図書館が今日から開館され
訪れる人たちもなんだか嬉しそうにみえます。
やはり図書館は、市民の憩いの場
お休みだとあいそんないことでした( •ॢ◡-ॢ)-♡

冬空に椿が鮮やかです。
「忙しい時ほど本を読みたくなる」
私には、そういうとこがあります。
「今日は少し読める、けど続きはいつ?
当分読めないかもだ・・・」
そんな気忙しい時には、短編小説を選びます。
米澤穂信さんのミステリー小説
「真実の10メートル手前」は毎回完結するので
「あー、続きが気になる」
「あれ?忘れてもた?」などと悩まされることが
なくってサクッと消化できるのが良かったです。

どの話も謎解きがおもしろかったのですが
いっこだけ辛口な感想です。
「ナイフを失われた思い出の中に」で
16歳の少年の手記が紹介されているのですが
文章の編集力が優れすぎていて不自然。。。
手記内容の発想はその少年にもありえることと
理解できるとしてです。
少年の生い立ちや普段の生活や
置かれている環境から推し量って
こんなに文章の組み立てが緻密で洗練されてるなんて・・・
と、そこんとこだけ違和感持ちましたが
忙しい時期の気分転換にはとても効果がありました。
米澤穂信さんの作品は、初めて読んだのですが
おもしろかったのでさっそく
「さよなら妖精」を予約しました。
金沢大学のご出身なのですね。
いつか、金沢を舞台にしたミステリー書いてほしいなぁ。
2016年12月10日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「とりかえばや」&「ロマンシェ」 | 2016年12月4日 |
古典をラクチンに読みました。

マンガではないのですが難しい文体でもなく
漢字も少なく何より登場人物を名前で
かいてあってわかりやすかったです。
(役職名でかかれていたらそのうち
チンプンカンプンになるのです^^;)
平安の時代にもセクシュアルマイノリティ
(性的少数者)を題材にしている物語があったのですね。
しかも優雅で美しいのです♫•*¨*•.¸¸♪✧
「性同一性障害」であろう兄弟が主役で
入れ替わったりがおもしろかったです。
めでたしめでたしで終わって楽しく読めました。
LGBTを題材にしている小説こちらは
原田マハさんの「ロマンシェ」です。

ジェンダーレスの男の子の明るい成長小説は
実在する由緒あるホテルやカフェが
出てきて旅行キブンも味わえて楽しく
特に、パリの街並みとリトグラフ工房の描写が好きでした。
乙女男子の胸の内みたいのが可愛らしいことでした。
金澤syugenには、パッケージの商品がないので
いかようなご希望にも柔軟に対応いたします。
おふたりらしさを表現できる結婚式
「写真だけ」や「式だけ」もご相談くださいませ。
完全予約制ですので、まずはお電話にて
お問い合わせくださいませ。
2016年12月4日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「世界中で迷子になって」 | 2016年11月28日 |
角田光代さん「世界中で迷子になって」は
旅とお金にまつわるお話が綴られている
エッセイで「こういう感じ、あるある」が
いっぱいでした。

なくしたものが返ってくるとき、私は本当に
善意と言う見えないものを、はっきりと見る。
ものの価値はお金ではない、ということだ。
「ものは、私たちの手元にしばらくとどまると、
それがいくらであれなんであれ、きっと
ほんのちょっとだけ私たち自身になるのじゃなかろうか。
先週、大切なものをなくして
探してもさがしてもなくって
「『探し物は探すのをやめると出てくる』
なんてこと聞いたことあったなぁ」
っと、しばらくは「探し物なんかないよ」の
フリしたり(姑息^^;)
で、一週間がたちほぼあきらめておった時のこと
ビル清掃してくださっている女性に会ったので
「あのー、先週もここをお掃除されましたか?」
「はぁ・・・ぃ・・・」
「(こういう)落し物ありませんでしたかぁ・・・」と
弱気で聞いてみたら
みるみるそのかたのお顔が明るくなって
手品のようにエプロンのポッケから出してくれました!!
ワーイ!わーい!
もう、嬉しくって私よりも年上のかたの手を
(しかもお仕事中なのに)
「嬉しい!良かった!ありがとうございましたっ!」と
軍手のうえからにぎりしめました。
「良かったですね^^」ってとてもいいかたでした。
思い出がいっぱいつまった私の失せ物を
「誰かの大事なものかもしれない」と
ポケットに入れて持ち歩いていてくださった
さりげない善意に感動しました。
とにかく嬉しくってしかたなく
「こんなに嬉しいことがあったのだから
一番お気に入りのお菓子を」と
最近、マイブームなかりんとうを持っていき
「お茶の時、めしあがってください」とお渡ししました。

これから好きなかりんとうを食べる度
Happyな思い出も蘇ってくるのかしらん~♪
2016年11月28日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「スナックちどり」 | 2016年11月21日 |
先日、「美しい距離」を読んでの
感想をかいたblogを読んでくださった
2015年組さん花嫁OB様のナツメちゃんから
メッセージがとどきました。
淳ねえさま
お久しぶりです。(略)
淳ねえのブログ読んで、ほっこり&
棺に入れて欲しいもの~のくだりでうるうるしました。
人生の集大成といえるものがあるということが
羨ましくも思えました。
淳ねえみたいにキラキラ元気に毎日過ごせたらいいなぁ。
いるだけで空気が明るくなるような人。憧れです。
めっきり読書離れが進んでいる私ですが、
最近富山キラリに行く機会が増えてきたので、
探してみたいと思います
人に思い出してもらえるって幸せですね。
嬉しくて優しい気持ちになりました
人を思う時間を私も大切にしたいです。
私のほうはよく新郎新婦OB様のことを思いだします。
季節だったりお色だったりお菓子だったり小説だったり
街並みだったりと、きっかけは様々ですが、
ふわりと幸福な記憶が現れてくれますヽ(^◇^*)/。
先日、吉本ばななさんの「スナックちどり」を
読んでいて、十年くらい会っていない
友人のことを思いだしました。

お話は、主人公が従妹のちどりと
イギリスの田舎町で過ごす五日間に、
昔話をしながらあれこれ人生を振り返るのです。
このお話の中で、とても好きな言葉がありました。
先の約束をひとつする度に、
未来に小さな光がひとつ灯った。
またひとつ未来が見えた気がした。(略)
小さな光だけど、未来には楽しいことがひとつくらいあるんだ、
そんな気持ちがまたふわっと香ってきた。
またひとつ進んだ
またちょっと未来の光、小さな第二章が
加わった瞬間で、思わず笑顔がこぼれた。
毎回、結婚式が無事に整うと
ホッとしたキモチに。
その反面、寂しさにメソメソ涙が出てきます。
そんな時、今度からは
「第二章が始まる」と考えることにしよう。
別れる瞬間の「じゃあ、また」は、きっと会おうと
未来の約束なんだから、と。
可愛いナツメちゃんの一枚です。

風になびく花嫁のれんのを飾った十月亭さんのお玄関で。
「スナックちどり」オススメです。
優しく穏やかで好きでした。
人との寄り添い方について考えたりしました。
風景に溶けこつこつとつくり出したであろう
たくさんの思い出が目に見えない光りのように
店じゅうを彩っていた。
十月亭さんののれんをくぐる時
こういう感じに包まれます。
十月亭さんで祝言をされた百組を超える
新郎新婦様の思い出達がキラキラと
輝きをはなっているようです。
2016年11月21日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「女の甲冑着たり脱いだり毎日が戦なり」 | 2016年11月12日 |
11月15日は着物の日なんだそうですね。

ジェーン・スーさんのエッセイ
「女の甲冑着たり脱いだり毎日が戦なり」の中に
髪だけに限らず、飾る行為は自分の気分を
あげる効能を持つだけでなく、他人から
どう見られたいかを演出する手段にもなります。
己の内面に宿る思いを具現化し外見に
憑依させるもの、それが装飾具。
特に女の装飾には自らを見栄え良く整え、
愛される価値のある女だと世間に
提示することも含まれます。
男のそれは強さを誇示するものであるように。
「大昔、勾玉をつけたのは
こんな立派な石、持ってんだぞ」と
他の部族への威嚇であったと
何かで読んだことがあります。
「内面の思いを憑依」とは、なんだか
おどろおどろしい言い方ですね(;^_^A
私、淳ねぇ女将の祝言の日の着物や帯は、
会場や街並みを思い描き
結婚式のテーマにしっくりなものを選びます。
エッセイの中で、大人の女性がなぜ和文化に
惹かれるようになるのかがシニカルにかかれています。
知的好奇心は修学旅行に行ったあの日よりずっと増幅している。
これは、いいえて妙です。
修学旅行で訪れた名所旧跡に
大人になって行くと同じ景色でも感じ方が
まったく違いますから。
金澤syugenの通勤で、自転車をこいで通る
お家があるのですが
その日本家屋の瓦に近いとこ(難しい言葉知らず)が
きれいだなっていつも見上げます。
長い年月、風雨から家族を守った感もある
その木目の整列が好きなのです。
いたって普通のお家ですが、私の中でのお気に入りです。
さて、エッセイの中でいいなぁと感じた言葉。
放電型のリフレッシュ
休みだから何かしなきゃって、私なんかは
貧乏症につき思いがちですが
時々は、放電リフレッシュもあっていいのかも知れませんね。
2016年11月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「奥様はクレイジーフルーツ」 | 2016年11月5日 |
今日、11月5日は「いい(11)りんご(5)」の
語呂合せで「林檎の日」なのだそうです。
柚木麻子さんの「奥様はクレイジーフルーツ」は
各章のテーマが、西瓜、蜜柑、苺、グレープフルーツ、
ライム、林檎、柚子、ピオーネ、桃、柿、メロン、
マンゴーなどの青果店さんに売っていそうな
メンバーで綴られています。

「柚子の火あそび」の章で
さわやかなのにねじれた、独特の香りが個室を満たした。
柚子の香りをかぐといつもほんの少し哀しくなるのは何故だろう。
甘さの後、裏切るように押し寄せる苦味のせいだ。
油断のならない奥行きのある香り。
なんとなくわかる気がします。
柚子の香りをかぐと家族で過ごした茶の間の
炬燵と石油ストーブが思い出されます。
2009年組さんの尚ちゃんからいただいた
「柚子七味」はずっと気に入って使っています。
本当にもらったほうの左のビン(瞬時にみわけが
つくようにパッケージむいてあります)には
プーレンな七味を入れてあって
今も家の薬味軍団におります。

ご縁があって出逢ってから、特に
鍋の季節には大活躍する子達です。
今日は「いい(11)ご(5)えん」(いいご縁)の
語呂合せから「縁結びの日」でもあるそうですよ(o^∇^o)ノ。
2009年十月亭さんで人前式&お食事会をされました
よっぴぃ&尚ちゃん「ムーンダスト祝言」のHappy Reportです。
http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=24&cat=cat1
2016年11月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「私、失敗しないので」 | 2016年11月2日 |
今日は真っ青なシーツを空いっぱいに
広げたような素晴らしい秋晴れの日でした。
柔道家の松本薫選手がご結婚されたとのこと
おめでとうございます。
郷土が生んだスーパーヒーローですヽ(^◇^*)/。
おめでとうございます。
さて、ドクターX の中で外科医 大門未知子のセリフ
「私、失敗しないので」
これは、松本薫選手がロンドンオリンピックで
金メダルをとった折インタビューで言った
「私、ミスしないので」を脚本家の中園ミホさんが
聞いて決めたそうです。
中園ミホさんの「ぐーたら女の成功術」を読んで知りました。

このエッセイの中に自身の作品にお母様への
思いをこめたお話がありました。
随分と魅力的だったらしいミホさんのお母様が
お父様との死別後、恋をしますが
ミホさんがぶち壊すのです。
私を傷つけることを恐れて、二人は幸せをあきらめた。
と振り返ります。
幼い頃に嫌悪した母親の恋心を
自身が大人になって理解できるようになり
ドラマの中で、母が現実にはできなかったことを実現したかったのだ。
そして、
「好きな人と一緒になればよかったじゃないか」という思いもある。
亡き母への思いをドラマに託し
とことん恋をつらぬく女性に仕上げたと言う。
軽い自虐&自己啓発本的なエッセイと
読んでいたらこのくだりでは、鎖骨の下あたりが
ざわっとくるよな切なさのあと泣けました。
「息子を生んで真人間になる」の章で
好きな男だろうが誰だろうが、
何を言われても自分を変えられなかった私を、
唯一変えた男。それが息子だ。
これは、わかるわかるです!
本当、一番恋しくて気になるし
ときめきますしね~
とにかくかなわないなって内心思っています。
2016年11月2日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「となりのセレブたち」と牛首紬 | 2016年10月23日 |
篠田節子さん「となりのセレブたち」は
お金持ちのことをシニカルにかいた短編集です。
「トマトマジック」では、セレブ達の
見栄の張り合いみたいのがおもしろかったです。

この中で「人格再編」というお話があって
年老いた母親が乱暴で手に負えなくなり
母親の人格をOPEで操作するっていうお話があります。
親に立派なまま老いられたら、次世代は成長することができない。
かって彼らを包み、慈しみ育てたものたちは、
老いることでゆっくり、若い世代に別れを告げていく。
子供世代は、自らの親の壊れていく人格に衝撃を受けながら、
緩慢な死をそこに見る。多くの葛藤の揚句、
その人格的死を受け入れて、今、自分の過ごしている時間の輝かしさを知る。
徐々に老いて行くことや認知症になることは
悪いことでもないのかなって少し思えました。
どのお話もグロテスクでもあるSF小説でした。
さて、私がセレブを気取った話です。
林真理子のエッセイ「美を尽くして天命を待つ」に
「服が買えないならバックをお買い」ってのがあって
それは、高級ブランド店で
「サイズにあう服がないのなら
バックを買って店を出る」って意味だそうです。
で、私
「着物が買えないなら袋をお買い」と
牛首紬の着物は贅沢品でどうにも手が出ないので
牛首紬のちいちゃい手さげ袋を買いました。
ハンカチとテイッシュとスマホとカメラを入れて
結婚式やロケーションフォトのアテンダーとして
花嫁様の同行いたす際のおともに。

とってもちいちゃいながら牛首紬の光沢あります。
直木賞作家の高橋治さんの「紺青の鈴」に
白山の麓で牛首紬と呼ばれる独特の紬が織られている。
糸に空気を含ませる独自な糸の処理で
綸子のような柔らかな着心地でありながら、
釘抜き紬の別名が残るほど強い織物である。
加賀友禅に加賀縫と郷土の工芸品は
気品高く美しいのですが、まったく
敷居の高いことです。
2016年10月23日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「美しい距離」 | 2016年10月19日 |
山崎ナオコーラさん「美しい距離」
読了から数日が過ぎて、なお
あたたかい余韻に浸っています。

末期癌の妻に寄り添う夫が主人公です。
決して哀しい話ではなくって
読んだ後は、清々しいキブンになれる
優しさにみちたお話でした。
私は両親との別れの経験があります。
小説の中で
配偶者と親は違う。
というくだりがありました。
もちろん、もちろんだと思います。
夫は休職したいと悩みます。
別の世界を抱えてこそ、妻に寄り添えるのではないか。
妻を介護している夫が仕事との両立をする中で
様々な選択をしてゆきます。
妻の身の回りを世話する夫が
こんな日がずっと続けばいいのに、とつい願ってしまう。
このまま病院で看病をしながら、
永遠の時間を過せたら良いのに。
こんな穏やかな気持ちになれるものかと、
涙が溢れました。
小説の中で「台詞」を「科白」という
文字を使っていらっしゃいます。
医者側が用意している物語に合わせて
過していきたいと思ってはいない。
患者側には患者側の物語がある。
この感じも、言葉は違うけれど
胸に持ったことあります。
この人は配偶者を看取ったことがあるのだろうか
仕事と介護の両立に悩んだことがあるのだろうか。
本当に日常の描写がごくごく自然で細やかなのです。
読みながら、『え?いくつだっけ?』と
作者の年齢確認を何度もしました。
30代の女性でいらっしゃいます。
そんなことを言ったら
男性になったことはあるのかって話ですね^^;。
それができるから作家さんなんです、きっと。
例えば「見舞ってくれるかたに持つ感情」
それも「わかるわかる」なのです。
当時、そういうことを考える自分がイヤで
考えないでおこうとしても記憶から離れないという
囚われに悩まされたことがありました。
「美しい距離」を読み進み、その物語に
紡がれている言葉達がしっくり胸に
落ちてゆくのを感じます。
関係が遠くなるのも乙なものだ。
そう言えば、両親の御墓の前に行くと
自然に丁寧語で語りかけています。
生前、丁寧語で話したことなどないのにです。
関係が遠くなり神になったとどこかで思っているのでしょうね。
後半はティッシュの箱(保湿成分配合の)を
かかえてほぼ泣きながら読みました。
夫が介護する中で「妻が仕事に対して持つ
思いや生きがい」をあらためて積極的に理解しようとし
大切に思いやる姿にも感動しました。
読み終えて、自分が棺に入れて欲しい物って
何だろうと、考えました。
私の人生の集大成とも言える金澤syugenの
ホームページのHappy Reportのページを
カラーコピーしたの入れて欲しいな。
どの結婚式にも特別な思いがあります。
幸せな新郎新婦様とそのご家族との思い出は私の宝です。
読んだ本を「これ、きっと好きだろうな」ってかたに
オススメするのが好きなのですが
今回は読後、素敵なご夫妻達のお顔が
次々に浮かんできました。
脚本風に描かれていて文字数が少ないので
お忙しい方もサクサク読めると思います。
結婚したばかりのご夫妻にも
長い年月を過されたご夫妻にも
オススメしたい一冊です。
2016年10月19日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「バラカ」 | 2016年10月12日 |
桐野夏生さんの「バラカ」読みました。
桐野作品はあいかわらずの
毒、闇、邪悪、陰湿、憎悪、 恐怖がいっぱい
グロテスクで衝撃的でした。

震災後の動物保護のボランティアと
華々しいキャリアウーマンが「いったいどう繋がるのかしらん?」
と、読み始めました。
東日本大震災、福島原発事故、政府のぎまん、
原発にかかわる陰謀、幼児売買、学校でのいじめ、
差別、新興宗教団体、貧困、同性愛、外国人労働者問題、
家庭内暴力それらがからまってゆきます。
先週の台風通過の大風の日(観測史上最大と)に
読んでいたのでなおさらのことなんとも心細くなりました。
地響きのような風の音を聞きながらのこの物語は
怖くてこわくてしかたありませんでした。
読み進むうちに描写が鮮明すぎて気持ち落ち込み
憂鬱なキブンになって何度もリタイアしようかと悩みました。
(図書館の本なのでお気楽にリタイアできます。)
それくらい恐怖でした。
物語の中の少女、バラカのそのあとの人生が
幸せなものでありますようにと祈りながら
真夜中に読み終えました。
「半まで」と甘やかし
「11時になったら動くから」
「半まで」「わ、わ、0時だよ」
と、シンデレラのように慌てることもしばしば。
本を読み始めるとソファに根を生やし
時間がわからなくなります(^_^;) 。
2016年10月12日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »


