| 「女ともだち」 | 2018年7月3日 |
今朝は、2:30起きで応援しました。
試合後の選手を観ていたら
泣けてなけて、、、
朝から鼻づまりはんぱないことでした。
残念だったけど夢をありがとうです☆”
女性作家アンソロジー「女ともだち」を読みました。

大崎梢さんの「こっちを向いて。」は
シゴト関係で知り合った女性と
友達になりたいと願う主人公の
女性の想いが可愛いらしいのです。
「その人がいるからシゴトが楽しくなった」
ってこと経験あるあるです。
森絵都さんの「獣の夜」がとてもおもしろかったです!
「人はそれぞれのネイチャーのままに生きればいい」
と、主人公が友人に言われます。
友人との関係のえがき方だったり
言葉の選び方が好きでした。
直感や本能で惹かれあうのがともだちですね。
この中で
「人間にとって一番大切なのは嗅覚」
これは、私も同感で
自分自身の嗅覚を信じています。
今朝(夜中か)、インスタに
「今から応援」とのせたところ
花嫁OB様や友人知人から多くの
「いいね」をいただき、その度
「一緒に応援してるんだ」って
嬉しくなりました( •ॢ◡-ॢ)-♡
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| 「わかれ」「花のいのち」 | 2018年6月28日 |
瀬戸内寂聴さん「わかれ」は
小説でもあり、エッセイでもあり
自叙伝っぽかったりします。

「圏外」は、91歳の画家の女性が
42歳年下の男性と恋愛関係を超えた間柄になります。
(私小説っぽいのです。
いや、そんな無粋なことは言うまい^^)
その男性とのかかわりは短文のメールの
やりとりだったりなのですが
日々の生活にイキイキと色どりが添えられます。
恋心なんだなぁ♪
「百合」というお話が好きでした。
物語の終わりで同性愛者の主人公が
幸せは主観の問題
「私は今の自分を幸福だと胸を張って言える」
と綴られています。
読後感はとてもすがすがしいことでした。
男性も女性も愛せる主人公は
神様のような存在なのかもとも感じました。
主人公の母親の苦しみも描かれていて
母親が自身の過ちを悔み
そのことで娘への負い目を感じ
ずっと悩んでいました。
母親も、人であり女性であり
もちろん完璧じゃなく欲もあります。
なので、母親が我が子への
自責の念から解放されるシーンでは
「良かった」と思えました。
「花のいのち」はお花にまつわるエピソードや
源氏物語とお花のことが書かれていました。

仏頂面の攻撃的なご近所の奥さんが
お花が好きなようなので寂庵に咲く花を届けるようになります。
無邪気な笑顔で受け取るようになって
(略)挨拶を交わすようになった。
そこから、しばらくその奥さんの気配が
感じられないと思っていたら
ある日、手紙が届いてお花の感謝とともに
夫からひどいDVにあっていたことが
したためられていました。
その奥さんは辛い時、
お花の愛らしさに癒され、
そして、お花に託された寂庵の人々の
優しさに勇気をえたのでしょうね。
インスタグラムで@jakucho_setouchi
フォローしています( •ॢ◡-ॢ)-♡
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| 「君の膵臓をたべたい」 | 2018年6月22日 |
前々から表紙を見かけると
石川橋の桜をイメージできて
気になっていたのですが
住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」が
図書館で順番なく借りられたので読みました。

熱量の違うまったく真逆の二人の
毒ある軽妙な会話はなかなかの技ありで
ちっともかみあっていないのだけど
リズムがとても心地よいのです。
そう言えば私にもこんな風に
会話できた人がいたなって
懐かしくその季節を思い出しました。
女の子の残した「共病文庫」を
読むというシーンになり
小説はあとわずかで読了という頃
その先を読みたいけどこらえることにしました。
「明日は結婚式」大切な日の
お手伝いをする私の顔が泣き過ぎて
むくんでいるのはいけないわ
っと思ったのです。
生きることは「人と心を通わせること」
誰かと関わることで初めて、
自分が生きていると実感できると
いうことが描かれていました。
大切な人に「好き」と伝えておかなきゃね。
あと、“闘病”ではなく“共病”って言葉に
生きている限りうまく病気とも
つきあっていけたらと感じました。
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| 「京洛の森のアリス」 | 2018年6月17日 |
望月麻衣さんのファンタジー小説
「京洛の森のアリス」は哲学的でもあるのです。

本好きの主人公が天職を探すお話で
いろんな童話が出てきます。
私が幼い頃、好きだった絵本は
「カエルの王子様」です^^。
一番印象に残っている絵本は
「泣いた赤鬼」で悲しい結末では
子供心にも理不尽さを感じたのを覚えています。
心根優しい赤鬼と青鬼が
可哀想すぎて小二の私は大泣きしました。
なんなら「せつない」という感情を
初めて知った時かもしれません。
「京洛の森のアリス」は糺すの森が
京洛(パラレルワールド)への入口で
そこは、自分を偽らないで
生きることこそが大切とされる世界です。
禍々しいもの注目すると引きずり込まれて、自分の波動も下がる
と語られる時はなるほどって思えました。
楽しんで仕事をすること
人から必要とされることで
望んだ姿になれるというおとぎ話の
読後感はすがすがしいものでした。
軽い読み物がほしい時に良いですね、
けっこうオススメです。
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| 「ヨーコさんの言葉 」「私の息子はサルだった」 | 2018年6月11日 |
大人の絵本となったNHKの「ヨーコさんの言葉」に出会いました。

「100万回生きたねこ」の作者の佐野洋子さんです。
猫の章で、ワンちゃんの健気さと比べています。
【犬はこれが今生の別れかと
思うほどの悲しげな目付きをする】
で、帰ってくると
【(犬は)南極から生き返った人を迎えるように嬉しがる】
ウチにいた猫ちゃんは外出時の
見送りこそなかったけど
帰宅して鍵穴に鍵をさしこもうとすると
ミャーミャーと甘えた鳴き声で大騒ぎをしました。
廊下の向こうの部屋にいて
物音も立ててないのに毎回気付いてくれました。
で、部屋に入ってゆくと
「待ってたよぉー」とせわしなく
嬉しくて仕方ないよと
まとわりついてきました。
いつもはそんなじゃないのにね。
こういう時、もう可愛くってかわいくって
赤ちゃん言葉で話しかけていました。
猫も健気だと思います( •ॢ◡-ॢ)-♡。
「私の息子はサルだった」 は
ケンくんの思春期の頃までが描かれています。

モデルであろう御子息から
やめてほしいと申し出があって
このシリーズは終わったそうです。
ウチの坊主が中学生になった頃
コーヒーショップで勉強することが
背伸びのあかしだったようです。
だけど、帰ってくると毎回
「コーヒー飲むとドキドキして
初恋みたいな気持になる」
と、苦しがっていました。
だったら、紅茶にしたらいいのにね。
それでもカッコつけて無理して
コーヒーを飲み続けていたようです。
子供の成長の記憶はいつの時も愛おしいものです。
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| 「月夜の散歩道」 | 2018年6月6日 |
角田光代さんの「月夜の散歩道」は
愛猫ちゃんの写真が可愛らしいのです( •ॢ◡-ॢ)-♡
柔らかそうな関節の感じや
安心してポーンとお腹みせている姿に
ふわりと癒されます。

ですが、夜は読んじゃいけないエッセイです。
おいしそうな食べ物のことばかり
かかれていてお腹が刺激されるのです^^;
例えば、
激辛好きで唐辛子系の調味料が欠かせない。
このパッケージ、なんとも昭和的で、
もし金沢ではじめて見たら、
私は買わなかっただろうと思う。
と、金沢の「とり野菜みそ」が紹介されています。

金澤syugenのご近所のスーパーで撮りました。
冬以外でも人気あるようです。
この時期、二冊のエッセイを平行して読みました。

おいしそうな話が続く「月夜の散歩」は
夜には読めない。
下品な話が続く「されど人生エロエロ」は
外では読めない。
と、言う事情からでした。
さて、私のスマホの待受画面は
先月、知人宅にやってきたという猫ちゃんです。

弱々しい小さい尻尾の子達の
モフモフにさわりたい
仔猫ちゃんのにほいを吸い込みたい。
いいなぁ♫•*¨*•.¸¸♪✧猫のいる暮らし♡
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| 「忘れたふり 」 | 2018年6月2日 |
吉本ばななさんの「忘れたふり 」は
嗜好が強すぎる章もあるし大笑いも度々で
しっくりきた章では顔が水浸しになりました。

常に新しいもの好きで、現場が好きな人、
楽しそうに働いている人がやはり
どんな時代も常に最強でしたね。
最終章近くでは、心に刻んで
おきたい言葉を見つけました。
気持ちが高まった時
「ホントだ、ホントだなぁ」って
言いながら自然に掌が誌面を
何度も撫でていました。
「肝に銘じなきゃ」そう思ったのです。
さて、ばななさんは金沢がお好きなようです。
ひがし茶屋街のお寿司屋さんもでてきました。
金沢出身の人たちがあまりにも
控えめに、しかし明らかに地元を
誇らしく思っているような
雰囲気なのがよくわからなかった
私さえ、「これだけ豊かな場所だったら、
少しくらいそのことを自慢しても
しかたないな」という気持ちになりました。
地元に誇りを持つ金沢人わかるわかるです。
なにからなにまで豊かで、ぶりぶり
キラキラしていて、質が高くて。
金沢のお菓子が見た目も質もパッケージも、
とにかく総合的に異様なクオリティ
昨日は、金澤神社さんで
「お水取り」の儀式がありました。
百万石茶会では、この金城霊澤の
お水で点てたお茶とお菓子が呈されます。
お祭りで金沢にいらっしゃったかた、
クオリティ高い上生菓子を召し上がってくださいね。
2018年6月2日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「じっと手を見る」 | 2018年5月28日 |
四月上旬に図書館に予約してあった
窪美澄さんの「じっと手を見る」が読めました。

章ごとに語り手が変わる連作短編集は
介護に関わる世界を背景に、
日々の仕事や過酷な労働からの
将来の不安なども盛り込まれていました。
できることが増えていくのが成長で、
できないことが増えていくのが老化なんだ。
なるほどと思いました。
生の終わりの決定権を誰一人持っていない
この言葉はとても重く受け止めました。
すべての章で手の描写があり
一章目では
手を握りしめた。「ほどかないよ」
六章では、9歳の発達障害の男の子を
勇気づけたくて手にひらに線をかき
これは、裕紀の星座。
裕紀の手のひらにこれがあるから、
絶対に裕紀は迷わない。
と、いうくだりにジーンときて
自分の手のひらをじっと見つめました。
ネタバレになるのでかきませんが
物語の終わりでも手の表現があって
その体温と生についてふれます。
ここのとこ読む小説に必ずと
言っていいくらいネグレクトを
受けた子供が登場するのですが
この小説ではネグレクトの加害者が
なぜそれにいたったのかということが
えがかれています。
初めて窪作品と出会った
「ふがいない僕は空を見た」です。

窪作品は、短編ごとに人称が
かわるスタイルが多いのですが
今回はさらに、章ごとに登場人物達から
受ける印象の変化が新鮮でした。
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| 「路上のX」 | 2018年5月23日 |
「路上のX」は、救いようがないってくらい
おどろおどろしいことばかり起こって
時にグロテスクなのだけれど
集中切れず562ページ一気に読めました。

いつも毒気が強い桐野夏生さん作品ですが
今回、ネグレクトを扱っていて
「どうにかしてあげられないものなのか」
「誰も気づいてあげられないものなのか」と
子供の虐待を文字で読むと気持ちが暗くなります。
ネタバレになるのでかけませんが
終盤、母親の行動の勝手きわまりなさに
「そんな理由で子どもを捨てるか?」
と、腹立たしいことでした。
大人の勝手を子どもに押しつけちゃー
いけないんだよと強く感じました。
最近のNEWSを観ていても
弱者を傷つけている側の人間は
傷つけていることに気付いてさえも
いないということを感じます。
読み終えた後、ネグレクトの
被害者である主人公達の将来は
どんな風なんだろうと考えました。
子ども時代に辛いことがあった分
幸せになれますようにと祈ります。
2018年5月23日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「爽年」 | 2018年5月19日 |
石田衣良さんの「爽年」は
「娼年」(2011年発刊)の続編で
娼年から7年後という設定の完結編でした。

読んでいるうちに10数年前に読んだ
前作の個性的な登場人物達のことを思い出します。
新しい顧客達もまた個性にあふれ魅力的でした。
主人公の品の良さと女性への思いやりが心地よいのです。
前作で、特に老夫人のことが
印象に残っていましたが
幸せな生涯だったようです。
旅の終わりはしっくりきました。
こちら、旅の始まり「娼年」です。

今、松坂桃李さん主演で映画化
されているそうですね。
このシリーズは、男性にこそ
読んでほしいと感じました。
2018年5月19日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »


