お囃子体験 |
2018年3月14日
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花嫁様OB様の千種ちゃんとツヨポン
ムッチと四人で観能の夕べとお囃子体験に
お出かけしました。
幕の内側から見た舞台です。
能「融」の老翁の汐汲の小道具だそうです。
金澤syugenの能楽祝言で
お世話になっています佐野玄宜先生を囲んで。
夏の観能の夕べの折、仕舞の体験の
講師でした藪克徳先生は、はじっこがいいと・・・・・
なんと奥ゆかしいことでしょう。
大鼓がこんな風に出来上がっていくのだということの説明です。
紐で締め上げてゆくとその都度
どんどん音がかわっているのがわかります。
最終、仕上がりの乾いた高い音に
参加者から「ほっー!」の声があがりました。
「天城越えのイントロみたい」と
思わず囁けばムッチがぷっと
笑ってくれて嬉しかったです。
太鼓を叩くのも流儀によって
パフォーマンスの違いあるようです。
千種ちゃんとツヨポンの太鼓体験です。
大鼓叩くムッチ
土俵入り感ハンパない(^_^;)
笑ける笑ける。
前回までは、狂言とお能の
二部構成でしたが
今回は仕舞と狂言とお能の三部構成でした。
狂言「佐渡狐」の中で、
賄賂を袖の下に忍ばす時
「明日は県知事選」と言うアトリブに
大笑いしました。
「袖の下」って言葉の由来なのだそうです。
佐野玄宜先生が貴公子の役で
めされました立枠柄のお衣装が
とてもきれいなお色でした。
指の先まで所作が美しく
うっとり~♫•*¨*•.¸¸♪✧
佐野先生からです。
能楽師は指先、足先まできれいに
見えるよう注意して舞っています。
それがよりはっきりと見えるのが仕舞ですね。
ウェディングフォトのポージングに
大変良い勉強になりました。
ツヨポンからです。
体験と能の演目もよかったですね(^-^)
ツヨポンは終演後すぐに
今まで観た中で
一番楽しかったですと。
優雅な仕舞と和楽器の音色にも魅了されました。
お囃子体験も楽しくお勉強させていただきました☆”
2018年3月14日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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花車祝言@金沢神社 |
2018年3月13日
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昨日に引き続き、俊介さん&美紀さんの
金澤神社婚とロケーションフォトのReportです。
挙式サポート後もゆっくりとお写真撮りを楽しまれました。
神殿の赤に打掛と雪の白が鮮やかなことです。
癒しの耀に照らされて、お二人の
内側から新しいキラキラした希望があふれるようです。
みなさんの祝福につつまれて
幸せな笑顔の新郎新婦様です。
カメラマンが池のむこうに
走って走っての撮影。
池では鴨がのどかに遊んでいました。
お写真撮りに協力してくださいました
ご親族のみなさんありがとうございました。
淡い春色のドレスをめされた
俊介さんの姪御様におまっちょろさんの
お役目をお願いしました。
大活躍されましたのは美紀さんのお母様です。
花嫁のれん前で。
金沢の婚礼文化も表現されました。
「紅さしの儀」です。
美紀さんのお好きなものは
オレンジ色のガベーラということで
金澤つまみ紗衣句でガーベラ
モチーフのかんざしをオリジナルデザインしました。
ガーベラの和名は花車です。
美紀さんの大好きなお花を祝言のテーマにしました。
俊介さん&美紀さんご結婚
おめでとうございます。
いついつまでもお幸せで
ありますようにと祈っていますね。
2018年3月13日 カテゴリー: 金澤神社 挙式 | コメントはまだありません »
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笑顔は春そのものでした@金沢神社 |
2018年3月12日
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俊介さん&美紀さんの金澤神社婚と
ロケーションフォトがありました。
歴史あるお雛様は、お内裏様が右。
ですので、お二人にもそのように座っていただきました。
お母様にお手をひかれて歩まれます。
大勢のかたがお二人に一言お祝いをと集まってくださいました。
兼六園への当日撮りには、ご親族もご一緒でした。
足元にはまだ雪が残っていますが
陽射しはあたたかく散策を楽しんでくださいました。
成巽閣の兼六園側のお玄関で
見つめあうお二人なんとも愛らしいことです。
新郎新婦様の笑顔は春そのものでした。
西陣織のお打掛に舞う白鶴が艶やかなことです。
成巽閣のなまこ壁でも雰囲気あるお写真となりました。
いよいよ挙式です。
誓詞を手に橋を渡られます。
お友達も見守ってくださる中
厳かな挙式が執り行われました。
明日に続きます。
2018年3月12日 カテゴリー: 金澤神社 挙式 | コメントはまだありません »
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心優しき釣り人も |
2018年3月11日
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季節先取りの結婚式、今日は
七十二候の地始凍の頃の
新郎新婦様のお写真を紹介します。
章一郎さん&尚美ちゃん
石川門で当日撮りをされてから
宇多須神社さんへお運びでした。
一郎さん&珠さん
ひがし茶屋街は、路地ごとに表情が違います。
春にホテルウェディングのお二人は
秋に街並みで前撮りをされました。
リーダー&Jちゃん
老舗料亭の畳廊下には風情があります。
みっくん&よこたん
みっくんは、心優しき釣り人。
雨降っていても寒くっても
出かけてるのがホントすごいのです。
法大さん&美穂ちゃん
みごとな錦の紅葉の本多の森でした。
秋に収穫されたお芋さん、時間を
経て甘みが増します。
おっきな芋をおやつに食べる時
贅沢キブン♫•*¨*•.¸¸♪✧
2018年3月11日 カテゴリー: 個性光るコーディネート・演出 | コメントはまだありません »
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「人生の旅をゆく 3」 |
2018年3月10日
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卒業入学のシーズンですね。
新郎新婦様のお子様のことを
「泣かないで園に行けるかな^^」
「ランドセルは何色にしたのかな」
などととくにあれこれ思う季節です。
吉本ばななさんの「人生の旅をする3」を
読んで好きだと思った言葉達です。
仕事は人生に伴走してくれる
友達であり、なによりも自分以外の
人のためにだけするものだ。
お金は重要ではない。
仕事をしている自分を見て、
だれかが励まされる。
自分が与えた影響が
だんだん波みたいに伝わって、
遠くできれいに揺れているのを
見るためだけにするものだ。
ですね、きっとそうですね。
いつもばななさんは
うまいこと言うなーです。
感動したこと素敵だと思ったことを
言葉にできる幸せについては
ちょっとくらい気持ちが重くて、
のどで言葉が突っかかっても、
やっぱりいいことは
思っているうちに相手に
どんどん言った方がいいんだな、と思う。
照れがあったり
わかりきったことだからなんて
思わないでいちいち言葉に
することは大切で素敵なことなんですね。
そして一番好きだと思った言葉です。
だれかを好きになるとき、
あるいは遠くのだれかに
想いをはせるとき、私達は
必ず祈りに似た感情を抱く。
金澤syugenの事務所では
新郎新婦OB様達のことを
とてもよく話題にします。
便りのないOB様達のことも。
「どうしておいでるかな^^」と
言葉にする時、私達は
幸せだったらいいな
幸せでありますようにと
祈りの想いをこめているようです。
2018年3月10日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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町屋リノベーション |
2018年3月9日
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新郎新婦OB様の直人さん&招子ちゃんが
リノベーションを手掛けたスペイン料理の
お店におでかけしました。
金箔のプレートに「respiracion」の
文字が繊細さもあって好きです。
昔のお家はこうでしたね、
格子の引き戸を開けてお邪魔しま~す。
土間を抜けると広々感♫•*¨*•.¸¸♪✧
厨房が真中にドーン。
うす暗かろう天井が低かろう
という町屋の印象がくつがえされます。
グラスのシャンパンいただきました。
壁に映る影も美しや~です。
お肉が食べられないことを伝えると
鰆のお料理にしてくださいました。
器も素敵でした。
直人さんが設計された店内は
中央の厨房のステンレスの
存在が際立っていました。
古い町屋とステンレスは
相容れない感がありますが
清潔感を纏ったステンレスは
時を紡いできた町屋の中で
誇らしげに光沢を放っていました。
ご夫妻で建築設計士さんという
カッコよさの直人さん&招子ちゃんです。
2018年3月9日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »
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表参道散策と参進の儀 |
2018年3月8日
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金澤syugenのホムペ「創作ウェディング」
「挙式」のページに晶さん&ヨウコちゃんの
参進の儀の動画が登場です。
白山登山がご趣味のお二人は体力に
自信がおありで表参道の長く続く
階段から歩まれました。
指輪の交換のシーンです。
厳かな中にもあたたかいお式でした。
続いて和田屋さんにてご親族様とのお食事会です。
お引き振袖におカツラが良くお似合いで
クラシカルなかんざしがお姫様のようでした。
山が好きだから白山比咩神社さんでの
挙式をのぞまれたお二人の
表参道散策&新和婚式の動画をご覧くださいますように。
2018年3月8日 カテゴリー: お知らせしたいこと | コメントはまだありません »
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濡れ縁から見る曲水 |
2018年3月7日
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ミシュランの星もついた長町の野村家にうかがいました。
毎年、この季節に神戸から遊びに来てくれる
友人の映子さんと外志氏と三人で訪れました。
庭の中に大野庄用水がひかれています。
濡れ縁から見る曲水のお庭は見事で
ジャーナルオブジャパニーズガーデニング
日本庭園ランキングで第3位に
ランキングされたそうです。
狩野派の絵師が描いたと言う襖絵です。
お茶室には椿がいけられていました。
この中に鶯の鳥かごを入れて鳴声を
楽しんだとのことですが
暗くて狭くて鳥が可哀想な気がします。
上段の間は、檜の天井が立派です。
長町の武家屋敷では、雪から土塀を守るこも掛けが金沢の風情です。
鏑木さんの生麩おぜんざいであったまろ♫•*¨*•.¸¸♪✧
結城紬はホクホクと着心地良く温かいのです。
さぁ、いよいよ生ビだよ。
町屋の灯りが壁に描く模様は芸術ですね。
大野のお醤油味が優しい和食を堪能しました。
竪町ミュージックバーへ。
キャンドルの仄灯りがきれい。
ビートルズの「Let it be」はやはり名曲です。
懐かしい話と最近の話を織り交ぜながら
ちっさな出来事に何度も笑って
こういう幸せが繋がって房になって
きっと、素晴らしい思い出になるのだ
ということを実感できた日でした。
2018年3月7日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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流行をうかがい知るヨメノレン 金沢の婚礼文化 |
2018年3月6日
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昨日も春の嵐でしたね。
石川四高記念文化交流館の赤レンガに映る影も鮮やかです。
春の訪れを知れる日差しが嬉しくてありません。
季節先取りの結婚式、今日は
七十二候の楓蔦黄の頃の
新郎新婦様のお写真を紹介します。
21世紀美術館にてけいじさん&しずなさん
街に紅葉が降りてきて美しいことでした。
十月亭さんにて充さん&ゆっきー
ご親族挙式のあとお食事会をされました。
主計町にて大文さん&まゆみちゃん
人気者のお二人を祝ってお友達が
大勢見学にお越しくださいました。
仏前結婚式をされた剛さん&有希さん
お寺さんにて茶話会をされました。
ひがし茶屋街にて暖さん&小百合ちゃん
二部式スタイルの結婚式をされました。
雅臣さん&涼子さん
モダン和婚式でウェディングドレスをめされました。
宇多須神社さんにて将之さん&アイちゃん
古いヨメノレンです。
花嫁のれんは昭和に入って、
木綿の藍染から絹の友禅染めへと変わり
戦後には、赤色が主流になり
華やかな絵柄が描かれるようになったそうです。
のれんの色や素材でその時代の流行を
うかがい知ることができます。
2018年3月6日 カテゴリー: 個性光るコーディネート・演出 | コメントはまだありません »
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「ヲトメノイノリ」 |
2018年3月5日
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石田千さんの小説を初めて読みました。
心地良くゆる~いお話達でした。
小説って自分と違う人生が
経験できる楽しみがあって
時に、自分の人生を投影することがあります。
「うぐいす」は、さよさんが結婚を前に
昔、別れた男性との再会で心が揺れます。
そんな、女性の感傷になんだか
遠い日を思い出したり出さなかったり・・・・・。
表題の「ヲトメのイノリ」は
落語を聞いているようなテンポが
軽快でとても楽しかったです。
70歳を過ぎた女性がピアノで
「乙女の祈り」を弾けるように
なりたいと手習いを始めます。
そのピアノの先生であるぐうたらな
ゆり子さんはやめたい、苦しくなった。
と、悩みます。
「ぜんぜん、何にも弾けないのに、
もうじぶんだけの音楽が、しっかりわかっているの。(略)
幸せそうで、あったかくて、強くて。(略)
毎日毎日、部屋のなかにこころの
きれいな象がみっちり増えてゆくみたい。
ネタバレになるからオチは
かけないけれどゆり子さんも
影響を受けてゆきます。
みんなが応援したくなって
元気になれるそんなお話でした。
沢山、感動しました。
石田千さんこれからチュウモークです。
2018年3月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »