金澤syugen
金澤syugen オフィシャルサイト
オフィシャルサイトはこちら 金澤syugen オフィシャルサイト
最近のエントリー
最近のコメント
アーカイブ
ブログ
 
「ののはな通信」
2018年8月24日

三浦しをんさんの全編書簡形式の
小説「ののはな通信」を読みました。



高校生の文通や授業中のメモは
確かに経験あるけれど今となっては
(ましてや他人の)興味はなく
いったんは読むのやめようとしたものの
図書館の紹介文を読んで
おもしろくなるのかな
以前に読んだ作品も良かったしな
図書館の長い順番待ちの末だしな
と、読み進みました。


無音で読書するのだけど
一章では、ドラマ高校教師の主題歌
(森田童子さんのぼくたちの失敗)がリフレインします。


二章では、ののとはなの再会があり
会えなかった時期の恋や様々な経験と
近況を手紙で語りあいます。
そして、大きな転機を迎え
連絡を取り合わないことを決めます。


三章で手紙はメールになります。
ののが亡くなった愛おしい人の
思い出をかくうちに
「文章って、変なものですね。
過去やあの世とつながる呪文みたい。」
文字にすることで偲ぶことも供養ですね。


はなが「ひとが手にすることのできる
最もうつくしいものは、
宝石でもお花でもなく、記憶なのです」と
若い日の二人を懐かしく振り返ります。


ののが「記憶が私たちを生かす糧」と
決して後ろ向きな意ではなく
愛し愛された記憶が人を前進させると語ります。


最終章では、宮崎駿監督映画の懐かしく
清らかな曲(手島葵ちゃんが歌う)が
耳の奥でリフレインしました。


自己評価が低く他力本願だった
はなの成長は力強く
年月が人をかえる感じと
それでいて縁のある人とは
また繋がれるものなのだと希望が持てて
終盤はとても感動していっぱい泣きました。


若い頃のひかり
歳を重ねて研磨されてゆき放つひかり
きっとあるよね、
そう思える一冊でした。

2018年8月24日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

今日からJAPANTENT
2018年8月23日

昌也さん&しうんさんがHappy Reportに登場です。

http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=335&cat=



石浦神社さんで厳かな挙式が執り行われました。

 



しうんさんのご友人が描いてくださった
お二人の似顔絵がお客様をお迎えしました。

 



昌也さんの甥っ子君達とご入場です。
ボク達は大活躍で石浦さんから
花嫁行列でもおまっちょろさんをつとめられました。
小さい子の紋服姿ってなんと愛らしいことでしょう。
ぎゅっとつなぐ小さな手から
昌也さんのことが大好きな様子が伝わってきます。

 



新郎新婦様のお名前のラベルの日本酒は宴でふるまわれました。

 



謝辞では台湾のお客様にむけて中国語でもメッセージを伝えられました。

 

今日からJAPANTENTです。
昌也さんの町では今年も台湾からの
学生さんがホームスティされるそうです。
お二人に続く、日本&台湾の
カップル生まれたら素敵なことですね☆”

2018年8月23日 カテゴリー: 石浦神社 挙式 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

そぞろ歩きも楽しい街
2018年8月22日

もうすぐ金澤神社婚の宙さんの
ヘアはゆるゆるふわっとな感じです。



左側にはアーティフィシャルフラワーの
和花を飾り、右側には金澤祝言花手毬かんざしを飾ります。




宙(そら)さんのお名前にちなんでの
空色と、お好きな緑色のオリジナルデザインです。




お衣装はグリーンから裾の山脈柄の
空色へとグラデーションが美しいことです。


康史さん&宙さんは、挙式後
金茶寮さんでご家族でお顔合わせの
お食事会をされます。
金澤神社さんから広阪へと降りて
21世紀美術館やしいのき迎賓館から
石川四高記念文化交流館を通ってと
関西からお越しのお客様がたには
そぞろ歩きも楽しい時になりそうです。

 

2018年8月22日 カテゴリー: オリジナルアイテム達 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

薔薇のウェディング
2018年8月21日

もうすぐ、富山で神前式をされます
真喜さんの美装コーディネートをさせていただました。
オリジナルデザイン品は薔薇のお衣装に
あわせすべて薔薇モチーフなのです。



金澤花手毬の箱せこ飾りが、もえ~♪な愛らしさなのです。

 



金澤つまみ紗衣句のかんざしは大人の愛らしさを表現しました。

 



おそろいのブートニアも作りまして
式後は、かんざしとしておつかいいただけます。

 

お二人お付き合いをされて9年とのことです。
お祖母様の介護をされていらっしゃったという
真喜さん大変お疲れさまでした。
そして、待ち続けていてくれたという
正孝さんのなんとお優しいことでしょう。
どうかお幸せになってくださいねヽ(^◇^*)/

 

薔薇の花嫁様、真喜姫誕生が待ち遠しいことです。

2018年8月21日 カテゴリー: オリジナルアイテム達 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

「ブルーハワイ」
2018年8月20日

夏らしい表紙の青山七恵さんの
「ブルーハワイ」を読みました。



独立した六つの短編小説は
教師と教え子、同僚の女性、母娘、
姉妹、女友達、従妹、祖母と孫
などなどの女性特有のどこか
時に神経質だったりするあるあるが満載でした。


「ミクラ―シュの日」という小説が好きでした。
長く付き合っていて気のあう友人は
一番一緒にいてラクチンなはずなのに
旅先で喧嘩してしまう感じ
わかる、わかるのです!


楽しい旅になるようにと最初は
お互いにいい意味で緊張しているんだけど
旅も終盤に近付くとだんだんと
苛立ちが積もってきます。
で、喧嘩のきっかけもなんだかわかるのです。
暑さ寒さは人によって違っていて
そういうことで突発的に我慢できず衝突しちゃいます。


異国の地で孤独や恐怖もあって
さらにさらに過去にさかのぼって
ひっかりを自分でみつけては積もらせてゆきます。
主人公の胸の内には負の感情が渦巻くのです。


けれど、だんだんとクールダウンしてゆくと
反省もします。
寂しい気持ちになった時、あの子がここに
いてくれたらなと考えます。
で、おしまいには「走れメロス」をちらっと思いだした。


夏らしい表紙って思ったけどこれ水着じゃなく下着ですね。



裏表紙で気づきました(^_^;) 。

2018年8月20日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

ひょっこりはんっぽい(*^▽^*)
2018年8月19日

新郎新婦OB様の楽しそうな夏休みの楽しそうなお写真です☆”


2012年組さん敬三さん&美子さん&葵美ちゃん&怜くん



ボクのしかめっ面がおっかしくて可愛い!
美子さんのお里帰りで芝政なのですね。
美子さんの母上、とっても朗らかで
可愛らしいかただったのを今も覚えていますよ。


2008年組さんの武ちゃん&裕美ちゃん&直都くん&寛都くん&晃都くん



今年の夏はディズニー夏祭り!!
1日目はシーに、2日目はランドに。
そして、なんとホテルはミラコスタ!!!

武ちゃん、ひょっこりはんっぽい(*^▽^*)


2014年組さんのよしおっち&緑ちゃん&まこちゃん



ひょうきんなまこちゃんノリノリ盆踊りです。
まこちゃんは人を笑わすのが好きなんだよね^^


2011年組さん大文さん&まゆみちゃん&ひまりちゃん



ビール電車野町駅から鶴来駅まで揺られながら
ビール飲み放題、夕方から酔っ払って気持ち良かったー

レトロ感も楽しそうです。


2013年組さん雄一さん&かなちゃん&こうせいくん



一緒にはしゃげるアラフィフパパです

絵の具を使った豪快なダンボール遊びの
あとの試乗会ですね。
今年はご家族からHappyなNEWSがとどきそうです。


みなさん楽しく夏を謳歌されていますね。
お元気にお過ごしくださいますように☆”

2018年8月19日 カテゴリー: happiness☆卒業花婿花嫁様 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

オオモノ猛者くん誕生☆”
2018年8月18日

2014年組さんの哲也さん&明未ちゃんから
けいたろう君誕生のNEWSがとどきました( •ॢ◡-ॢ)-♡



生まれたてBABYちゃん可愛いな♫•*¨*•.¸¸♪✧
本当に健康な赤ちゃんです。

 

哲也さんのメッセージです。

3人目は男の子です。
予定日2週間前で3384gということで、さすが我が子。

けいたろうくんすでにオオモノ!
ラガーマンのパパは確か
片町から河北のご実家まで歩いて
帰ったことがある猛者と記憶しています。

 



なっちゃんの&やよいちゃんお姉ちゃんと初めての3ショットです。


またぜひ遊びに伺います。


メッセージにワーイ!
王子様も抱っこさせてもらえそうです!(^^)!
なっちゃんの赤ちゃんの時も
やよいちゃん誕生の時も
関東から帰省の折にご家族で遊びに来てくださいましたね。

 

明未ちゃん、今年の暑さの中での
妊婦さん生活は大変だったことと思われます。
お身体おいたわりくださいますように。

 

けいたろうくん、逞しくも優しいパパと
いつも笑顔のママのもとですくすく成長されますように。

 

哲也さん&明未ちゃん「伊予の国祝言」Happy Reportです。

http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=238&cat=cat3

2018年8月18日 カテゴリー: happiness☆卒業花婿花嫁様 | 2件のコメント »

2 Comments

  1. ムッチ より:

    哲也さん&明未ちゃん
    けいたろう君のご誕生おめでとうございます!!

    けいたろう君、しっかりしたお顔つきですね^^
    すくすくご成長されますように☆

    なっちゃんとやよいちゃん、そっくりな姉妹ですね(*^▽^*)
    かわいらしい^^

    まだまだ暑さ厳しいですが、お身体大切になさってくださいね。

  2. エルシェーる 本田 より:

    哲也さん 明未さん
    おひさしぶりです
    お二人の結婚式の日が思い起こされます

    けいたろう君のお誕生おめでとうございます
    パパそっくりな
    元気一杯のお子さんですね

    可愛いなっちゃんとやよいちゃんには
    南国美人のママの面影が

    いい家族ですね

    お幸せに!!

コメントをどうぞ

日常からワープもできちゃう
2018年8月17日

自然農法でお野菜作りするミカリンと
長町の武家屋敷跡をお散歩しました。



夢路の奥へとむかいます。




美人画のようですミカリン。
二人ともお気に入りの浴衣を着物風に
襦袢の上に着るスタイルを好んでいますの。


日暮れ時、石畳にたゆとう耀にも橙色が
濃くなってきた香林坊せせらぎ通りです。



腰の低い人と腰の低いミカリン。




あごクイ。




この写真、なんだかアンニュイな感じがして好きです。


ミカリンは、半幅帯結びを一生懸命
練習して最近はサクサク着付けして
おでかけできるようになって
世界がまたひとつ広がったようです。


ほんのちょっぴり日常からワープできます。
和装にはそんなチカラがあります。

2018年8月17日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

美肌はお祖母ちゃま譲り
2018年8月16日

旧盆の頃の風物詩は、金澤syugenの
お着付けの先生の鶴ママがとどけてくださる
福井土産の鯖のへしこです。



今年は笑顔愛らしい楓ちゃんがとどけてくださいましたの。



お祖父ちゃまとのツーショット。
って、わか-い!鶴パパ!





なんと祖父母孝行なお嬢ちゃまなのでしょう。


楓ちゃんが中一の時、以来の対面です。
バレエの発表会も行ってたし
節目のお写真もインスタもみていたから
成長は知っている
なのになのに、きれいなお姉さんになっててびっくり。
ツベツベキラキラ感はんぱい♡
美肌はお祖母ちゃま譲りだね( •ॢ◡-ॢ)-♡





海栗クラゲもいただきました。
酒のつまみに温かいご飯に美味しいのです。
なんて、かくと次に鶴パパに会った時
「淳ちゃん、あんまりお酒呑んだら
よくないよ」なんてチュクンと言われちゃうのです(^_^;)


楓ちゃんの就職が内定されたとのことです。
幸福なご家族からお福分けいただき
シ・ア・ワ・セありがとうございました♫•*¨*•.¸¸♪✧

2018年8月16日 カテゴリー: 和婚プランナーの日々つれづれ | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ

「エンディングドレス」
2018年8月15日

蛭田亜紗子さんの「エンディングドレス」は
この時期に読むのにふさわしいお話でした。



最愛の人をなくした主人公の麻緒は
絶望感の中で自殺する準備を進めています。


ひょんなことから死に装束を作る
終末(決して週末ではない)洋裁教室に
通い陽気な3人のおばあさんトリオの
おリュウさん千代子さんしのぶさんと
一緒にエンディングドレスを
縫うための課題に取り組みます。


戦時中にはたちを迎えた千代子さんは

「娘ざかりのいちばん輝いていたころ、
わたしは着飾ることがいっさいできなかった。
せめて死に装束はとびっきりお洒落をしたいと思って(略)」

千代子さんの思い出が
せつなくて大泣きしました。
戦争中に青春時代を過ごした多くの女性が
経験されていることと思われます。
千代子さんの母親が浴衣だけはと
とってあったというその親心にも大いに泣きました。


『自分以外のだれかのための服を
つくってください』の章でも
千代子さんの優しさにキュンと泣かされました。


おリュウさんが最期の装いに選んだのは
真っ赤なビーズ使いのドレスで
それは、おリュウさんの好きな花に
囲まれた時にとてもひきたつ衣装でした。


主人公の変化していく様がとても手ごたえがあって

「服を一着完成させるごとに、
わたしはばらばらになった自分のパーツを
縫い合わせるように立ち直っていた」

というセリフが心に残りました。
主人公が人と接し交流することで
少しずつ再生していきます。
読後は爽やか気分になれました!

平和を意識することが多い
この時期にちょうどこの小説に
出会えたことに感慨深い思いでいます。
終戦記念日の今日、二度と戦争が
起こりませんようにと強く祈ります。


女性が自由に装うことができる
今の時代はとても幸せだと感謝します。
そして、ハレの日に花嫁様の
お手伝いができることは誇らしく
さらに丁寧に大切にと心から思いました。

2018年8月15日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »

コメントをどうぞ