江戸 金魚の涼 | 2014年8月19日 |

コレド室町「ECO EDO 日本橋アートアクアリウム
2014〜江戸・金魚の涼」とてもきれいでした。
写真は自由(フラッシュはNG)でした。
3mもある金魚鉢は「大奥」というタイトルで
「女性が美を競い合っている様」なのだそうです。
優雅に妖艶に泳ぐ金魚達。
「雪洞(ぼんぼり)」はゆっくりと色が移り変わります。
怪しくも美しい光が放たれます。
「パラドックスリウム」カラフルなお色目の金魚達。
「アースアクアリウム・ジャポニズム」
地球をイメージしているそう。
溢れ出た水が直径1.5mある球体の水槽の外側を
つたってゆくのです。
金魚が上から観れます。
「らんちゅう」とか珍しい金魚とかもいます。
おもしろい顔をした金魚でした、可愛い。
この子も珍しい金魚らしいです。
12枚の屏風の中で金魚が泳いでいます。
色も絵柄も変わってゆきます。
音楽も迫力あります。
花鳥風月で12か月を表しているそうです。
「華魚繚乱」は水槽が階段になっています。
提灯に描かれた金魚はすべて違う絵です。
「リフレクトリウム」いくつもの丸い凹凸レンズでもって
泳ぐ金魚がおもしろい見え方します。
「クロスオーバーアクアリウム」はギザギザしてて
角度によって違ってみえます。
立ちのぼる水泡もきれいです。
金魚さんに癒されます。
獺祭(だっさい)バーあってワイングラスでいただきます。
ワイングラスで日本酒を飲むと、色や輝きがよくわかり、
香りの特徴を掴みやすく、含んでから飲みこむまでの
口中での流れを明瞭に感じることができる。
なのだそうです。
夏の夜7時は明るいです。
五街道の起点です。
東野圭吾さんの「麒麟の翼」です。
「ここは日本の道のスタート地点。
この翼は、ここから日本中に
飛び立っていけるという願いをこめて造られたそうです」
「麒麟の翼」の加賀恭一郎のセリフです。
東野圭吾さんの小説には日本橋がよくでてきます。
「地を這うような入念な聞き込み」はしないけど
加賀恭一郎キブンで東京駅までテクテク歩きました。
「江戸・金魚の涼」オススメです。
幻想的で美しく、そしてどこか怪しくも。
涼やかな日本の美を感じとれました。
2014年8月19日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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「号泣する準備はできていた」 | 2014年7月14日 |

一昨日、金澤syugenからの帰り道
花屋さんで「八重咲きのカランコエ」
本屋さんで江國香織さんの文庫本買いました。
お客様とのカウンセリングの中で
「好きなお色は?」
「どこにお出かけするの?」
「どんな音楽を聴くの?」
「星座は?」(年齢には興味ないけど星座は気にかかるのです)などなどと
感性の部分を聞くことの方が多いのですね。
例えば「白山登山が趣味」と言われると山には登れないけど
白山に咲く花や鳥について学んだりはできるわけで。
この前、温子さんが「図書館が好き」と。
それで、「どんな本を読まれるの?」と質問
東野圭吾さんの作品についてあれこれ話して
「『容疑者Xの献身』は泣いたよね~」なんて盛り上がったり。
その中で、温子さんが「江國香織をすべて読みました」と
話すの聞いて読んでみようと思ったのです。
先日、お衣装あわせにご案内しました。
白無垢が愛らしくお似合いでいらっしゃいます。
温子さんはお茶目で、かなりのおっとぉ~りさん。
アナウンサーの夏目三久さんによく似ているので
スタッフ間で温子さんのこと話題にする時は
愛情込めて「ナツメちゃん」と度々よんでいます。
ナツメちゃんご縁で江國香織さんとの「出会い」があって
「号泣する準備はできていた」読むきっかけもいただいて(*^▽^*)
そういうのって好きだなぁ。
子供や友人とよく本の貸し借りします。
「このお話は○○さんが好きそう」と想像したりして会える時には
持ってゆき「読んでみる^^?」と本を手渡します。
返してもらう時の「読書感想」交換できるのが楽しくって。
「(違う場所にいながら、過ごした時は違っても)感動共有できたんだなぁ」
って、大げさだけど嬉しいのです。
「大切に思う人と感動の共有」幸福感じる時です。
2014年7月14日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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富山の花嫁様のお嫁入り | 2014年7月12日 |

桂子さんの「酔芙蓉祝言」がHappy Reportに登場です。
http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=256&cat=&PHPSESSID=9ase57eodaq662ml2op5ramll0
白山比咩神社さんの境内を巫女さんに案内されて「参進の儀」です。
お二人のお席に帯で作った鶴を飾りました。
鶴には「子孫繁栄」の祈りの思いがこめられていて縁起の良いことです。
朝から夕にかけて赤く染まりゆく
「酔芙蓉」の花を加賀水引で表現しました。
鏡開きこの中には、お二人がお客様がたに
思いをこめてかかれたメッセージカードです。
みなさんお一人おひとりに
手渡しをする温かいシーンになりました。
ご披露宴のあと
五月の青葉も眩しいお庭でお写真撮り。
お二人シャイなのでお写真載せられないのですが
桂子さんまぁ愛らしいことでした。
桂子さんが八尾のご出身ということあって
宴の中で「風の盆」のお話にもふれました。
今年もきっと「風の盆」に行きます。
哀愁を奏でる胡弓の音色に
喉と胸のあいだでザワザワっとなって
せつなるあの感じが好きです。
さてさて、一昨日、来年の春に結婚式を予定されている
Yさん&Aさんがおみえでした。
お二人と「こきりこ祭」や「風の盆」の話に。
地方のお祭りってその土地の中で育った文化があって
心うたれること多いですよね。
読書好きのAさんにちょうど机の引き出しにあった
「風の盆恋歌」をお貸ししました。
来週、お会いしたら感想聞きましょう、楽しみです。
「思わぬものが眼に入った」と「酔芙蓉の花」を
見つけるとこから物語が始まります。
2014年7月12日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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自分が気持ち良くなる過ごし方 | 2014年5月3日 |

嶋津良智さんの「怒らない技術」という本の中に
「自分が気持ち良くなる過ごし方を知っておく」という
記述ありましてなるほどでした。
私は、山を見ているのが好きです。
目覚めてカーテンをあけると朝焼けの山が迎えてくれます。
天気の良い日は、正面に遠い山並も見えます。
雪があるところは、きっと高い山
近くの山は「ピンク色の花が沢山咲きはじめたわ」と思ったり
(目がいいのです、とても。さすが何の花なのかまではわかりませんが)
鮮やかなラインの山も清々しい
もやがかかった景色も趣がある
雲が低くたちこめる日のくぐもったよなトーンもいい。
宥ぐれる前、西陽があたって昼間と違う表情見せる山も好きです。
驚くほど鮮やかな瞬間があります。茜時ですね。
金澤syugenへは、自転車通勤なので
よそのお家のお庭を愛でながらがペダル
コギコギが楽しい時間です♫•♪✧
藤棚に藤の花がたわわに。
立派な芍薬は手のひらより大きいのです。
こでまりかな、可愛い。
金澤syugenの駐車場の車止めとアスファルトの間から咲いている
健気な子、ちいちゃいちいゃいお花は高貴なお色です。
金澤syugenの前の通りの躑躅が淡いピンクと濃いピンク。
街路樹のもとに青っぽい紫のお花も咲いています。
紫色やピンクのお花見るの好きです。
路地とかで見つけると幸せキブンに♫•*¨*•.¸¸♪✧
「帰り道編」は、明日に続きます。
2014年5月3日 カテゴリー: 金沢ちょこっと散歩と花ごよみ, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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強運の素 | 2014年2月4日 |

昨日、SMAP×SMAP「ビストロSMAP」のゲスト
林真理子さんでした。
しかし、ホントよく気持ちいいくらいに
沢山召しあがりますね(^o^)/。
林真理子さんの「野心のすすめ」の中で印象に残った言葉は
運とは、友人に引きずられるものだと思います。
運が強い友人って、明るいし、よく食べて、声も大きい。
そして自分の仕事に誇りを持っている。
会話をしたり一緒にいるだけで
楽しい強運の友人たちは、みんなよく笑います。(略)
私は運というのものは実態のある不思議なものだと捉えています。
もっと具体的に言うと、ふだんは空気中のどこにでも
ふわふわと浮遊していて酸素のように飛び交っている
“強運の素”は、溌剌として明るいオーラを出している人だけ
止まるものだとも思っているんです。
ワタクシ、自慢じゃぁーないけどよく食べてよく笑っています。
あと、唄う声もけっこう大きい(らしい)。
誇りをもってお仕事させていただいています。
そして、幸福なことに花嫁様達の幸福オーラを
日々、燦燦とあびています。
最近、東野圭吾さんの「祈りの幕が下りる時」読みました。
加賀さんがスマートフォンやタブレット使ってて
「イマドキだなぁー」です。
最終章ではホロっときて
やっぱ東野ミステリーは「情」を感じるのです。
新刊本、ハードカバー読めるのって
な~んて贅沢なんでしょ~♪
シ・ア・ワ・セ~♪
貸してくれた友に感謝!
こちら「積読」只今の「控え」の子達です。
「待ってろよ!チビチビ時間見つけるから」です。
PS
重松清さんの「とんび」少し読み始めたら
早くも泣けます。
2014年2月4日 カテゴリー: 気まま図書館 | 2件のコメント »
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白山比咩神社さんで誓う | 2013年8月31日 |

幹弘さん&由紀さんの「黄連雀祝言」がHappy Reportにご登場です。
花嫁雑誌の中のワンシーンのよに
鮮やかな美しさの花嫁御寮様です。
ご親族に見守られて白山比咩神社さんにて挙式。
和田屋さんのお庭では、菖蒲の花が咲いていました。
おしゃべりも楽しく華やいだ雰囲気のお二人です。
一年のに一度出版されるヴァンサンカンの「花嫁のきもの」
今年は表紙がやまと髪につまみ細工で嬉しいなぁです。
「婚礼のきものコーディネイト講座」「和装のヘア&メイク」と
いつも勉強になることがいっぱいです。
今回は、生花やコサージュをあしらったヘアが多くて
由紀子さんの美装っぽい雰囲気のも数多くありました。
幹弘さん&由紀子さんの結婚式は、6月でしたので
花嫁のきものを「先取り」した感じ(*^▽^*)
金澤syugenは伝統を守りながら新鮮で上品な「和様美プロデュース」を
提案してゆきます。
2013年8月31日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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お茶を挽く | 2013年8月3日 |

赤とんぼが飛んでいるのをみかけるようになりました。
先日ひがし茶屋街の天ぷら屋さんに行った折
けっこうにぎわっていて
店主さんが「ですが、お茶をひいている日もあります」と話されるのを
花街(かがい)らしい、粋な言葉をつかうものだと聞いていました。
「お茶をひく」は、吉原から生まれた言葉と本で読んだことあります。
土地によって、また時代によって制度は変わるのですが
その昔の遊女さん卵になる器量良し(100人に1人くらい)は
惣まき(大見世)ってかなりランクの高いお店に
そして、格子越しに顔を見せない花魁は半まき(中見世)までに存在していたそう。
その中でも、頭が良くて器用な子(スタッフといい関係が作れるなどの
能力も必要)が選ばれ(ここでまた、1/100くらいに)
茶道華道香道に囲碁、読み書きや和歌、古典などの教養を身につけ
三味線や琴、踊りといった芸事を教え込まれたそうで
太夫クラスを育てるのはえらくお金のかかることだったそうです。
花魁みんなが「花魁道中」できたわけではなく
筋の良さ(ついているお姐さんの格)によっても明暗あったようです。
デビュー時の、立派な仕掛け(今で言う打掛でしょうか)やかんざしは
部屋の先輩お姐さんが支度するのがならわしだったそうです。
で、「お茶を挽く」
明日役人が来るって言う日は、おもてなしのお抹茶をたてるための
お茶をひかなければいけない。
お客をとれないでいるヒマな遊女に「お茶を挽いて」ということからくるそうです。
「裏を返す」も吉原言葉だそうです。
一回目の登楼は花魁と話すことはもちろん上座にも座れず
二回目の「裏を返す」でもお酌もしてもらえず。
会話できるまでに少なくとも今のお金で120万くらい使ったそうです。
どんなにお金使っても気に入ってもらえなければ先にはすすめない。
このへんの「かけひき」を楽しんでいたということもあったようです。
ツンデレですかね。
自由恋愛とはちと違うのですが
遊女のトップ花魁はお客を選べるのです。
ハリウッド女優のごとく、その時代の文化に影響があったという花魁
人気の太夫の髪型が江戸の町の流行になったりしてたそうです。
花魁の美しさは花魁の品格あればこそのものだったのではないかと
古き時代に思いをめぐらせます。
2013年8月3日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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白山比咩神社さんにて挙式 | 2013年7月13日 |

北海道からお越しの幹弘さん&由紀さんの挙式がととのいました。
お会いする前、旭川の由紀さんとお電話で何度も打ち合わせさせていただき
「優しげで可愛らしい感じのお嬢様」という印象でした。
白山比咩神社さんにご予約にいらっしゃいます際の
石川での動きをちょっぴり
「金沢では武家屋敷行ってはいかがですか。武家屋敷からひがし茶屋街。近いですよ」
他の観光なども提案させていただきました。
そして「いつか、私が旭川に行く時は、オススメ教えてくださいね」
などとお願いしました(*^▽^*)。
黄連雀(キレンジャク)は、きれいな旭川の鳥です。
由紀さんの華麗なお姿が
冠羽が風になびく様が美しい黄連雀を思わせるようです。
プロのお写真楽しみです。
お二人は旭川でご友人にお披露目の会をされるそうです。
由紀さんの神々しくも優雅な花嫁姿にみなさんきっと感動されると思います。
幹弘さん&由紀さんお幸せでありますように。
追記
旭川と言えば三浦綾子さんの「氷点」。
陽子ちゃんの健気さに切なくなりながら読んだものでした。
「続氷点」のラストシーン、網走で「流氷が燃える」は衝撃的でした。
ですが、流氷が燃えている映像はいまだみたことありません。
「小さな一歩から」というエッセイに三浦ご夫妻が
「突如として燃える流氷を見たのであった。
その時の感動と驚愕を私たちは忘れることができない。」
と、ありますからやはり燃えるのでしょうか、流氷は。
いつか北海道に行って流氷を見たいです、いつかきっと。
2013年7月13日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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光る屋根瓦 | 2013年6月17日 |

ご近所で二軒のお家を建てていて
「トーントントン」や「ぎりりりり・・・・」
力仕事の掛け声や威勢のいい返事なんかもきこえ
その一画はとても活気づいています。
真新しい木材のにおいもしてきます。
雨の日の夜は、特によくかおります。
窓際に近づいて風をかぐと懐かしいような清々しさ感じます。
戦後の復興が進んだ頃って町全体がこういう感じだったのかな
なんて想像したりです。
未来に向かって発展していく感じ
どんどん国全体の景気が上向く手ごたえがあって
どんなにかわくわくしたことでしょうね。
先月、「海賊とよばれた男」を読んだからそんな風に考えたのでしょうか。
百田尚樹さんの作品は、以前「モンスター」読みました。
女子の脳には大変おもしろかったです。
さて、新築中のお家ですが
今日の作業は、屋根に瓦のせています。
北陸の瓦は、水が漏らないように「ゆう薬」がかけられているから
光り輝いて見えるのだそう。
写真は、崖の上から金沢の街並みをみたところです。
家々の屋根瓦がキラキラ光る金沢の街並みの風景がとても好きです。
2013年6月17日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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花魁 | 2013年3月13日 |

古くから、女性の服飾の流行は花街(かがい)から生まれることが多いようです。
先日、NHKの歴史ヒストリアを観ていましたら
「花魁は江戸のファッションリーダー」
「吉原は文化の発信基地」と。
江戸時代、吉原の髪型などを庶民がまねて流行になったそうです。
この番組の中で「花魁」のシステムなどが紹介されていて
「実におもしろい」と関心を持ちました。
で、和様美プロデュースする金澤syugenですから知識としてあっていいかなぁと
「吉原はこんなところでございました」や
直木賞受賞の「吉原手引草」など四冊買って来ました。
「吉原はこんなところでございました」は
誰もが知っている大企業の役職の方や役者さんが実名でのっていて
語りかけられるようなリズムと古い写真もあったりで臨場感がありました。
関東大震災や東京大空襲にもふれていて
せつなくなる記述(予想はしていましたが)も多くあり
時々は、「いたみ」を感じながらも
吉原の歴史を、興味深く読みました。
吉原は戦前までは「伝統」や「しきたり」が守られ
江戸の風情が色濃くあった場所だったようです。
すきま時間を見つけて読みたいのですが
いったん東野圭吾「ゲームの名は誘拐」読んでおりました。
東野作品は、あいかわらずおもしろかったです。
ミステリーは読み始めるととまらなくて、早起きして本読みタイム作ります。
さて、「吉原花魁」という小説に
「背筋をぴんと伸ばし、胸を高々と張り、
まさに意地と張りを誇る江戸吉原の花魁の姿」というくだりがありまして
なにかスカッとする様なのだろうなと吉原の花魁道中に思いを巡らせました。
2013年3月13日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
こんにちは
お久しぶりです!
こちらから、失礼します
26日のお勉強会の参加は今からでも間に合いますか?
間に合うようでしたらお願いしたいのですが、宜しいでしょうか?
あっちゃんさんへ
嬉しいですヽ(^◇^*)/
あっちゃんさんの艶姿がみられるのですねっ♪
ジャイアン席(お誕生日席ともいふ)用意して
お待ちしていますね☆”