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「あなたのご希望の条件は」
2020年11月20日

瀧羽麻子さんの「あなたのご希望の条件は」は
転職エージェントに勤める40歳のアドバイザーの
バツイチ女性のお仕事小説です。
主人公が顧客に寄り添って親身にアドバイスし
時にともに悩む姿に好感が持てました。



顧客の出発(転職)に立ち会えることは
どこか私自身の仕事にも通じる物があって
最終章に今まで担当した顧客のアンケートの
回答を読むシーンにジワッときました。
「あなたに会えて良かった」とお客様に言って
もらえることは言葉にできないくらいの大きな喜びですよね。

 

自身も現在の仕事に向いているのかと
不安をいだき人生が停滞していると
感じていた主人公が徐々に前向きに
なっていく姿が清々しいことでした。
余韻を残し希望が持てる終わりかたでした。

 

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金澤syugenはオーダーメイドの少人数の結婚式、
生家ご出立、挙式、フォト婚のサポートもいたします。
衣装コーディネート、オリジナルアイテムのデザイン、
会場紹介などポイントサポートもご相談ください。
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「蝶の粉」
2020年11月17日

浜島直子さんの「蝶の粉」は卒業花嫁様の
文佳さんがInstagramにレビューを読んで興味を持ちました。



存在を知らない人(雑誌もテレビも存じ上げず
ごめんなさい)のエッセイ読むって
なかなかない経験で、最後まで読めるのかな
っと、夕食後に読み出したらもう楽しくて
おかしくって「続きは明日」ができなくなり
イッキ読みでした。

 

「犬のいる生活」は顔が水浸しになる大泣きし
(ワンちゃんと暮らしたことはないけれど
そういう神様っぽい感情をワンちゃんは持っていると思う。)
言い間違えの数々にアハハアハハと大笑い
思春期の頃の著者が自身のおばあちゃまに
とんでもない悪態をつくのだけどおばあちゃまの
返しがまあエッジきいててかっこよくておもしろい。
親御さんの思い出ではその時の指先まで詳細に
綴られていてどれほどに愛おしい記憶だったのかが
うかがえてまたまた涙の滝にみまわれました。

 

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「灯台からの響き」
2020年11月13日

宮本輝さんの「灯台からの響き」は
主人公が妻の40年前の秘密を解き明かしたくて
灯台巡りの旅をはじめます。



一番最初に物語に出てきたのが金沢港の大野の
灯台でたぶん唯一見たことがある灯台です。
主人公が中華そば屋さんの店主で
お店の名前が「まきの」、金澤syugenが
まきのビルにあることから勝手に親近感です。
調理工程が度々描かれていて
夜は胃袋が刺激されて困りました。

 

主人公の妻の過去を追う旅もいよいよ終盤となる
最終章では、アンジェラアキバージョンの
「津軽海峡冬景色」がピアノ演奏でもって脳内で
リフレインとまらず状態になりました。
ハートウォーミングなサスペンス小説でした。

 

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「出会いなおし」
2020年11月6日

森絵都さんの「出会いなおし」は出会いと別れを
テーマとした六つの短編集です。



人生はその一つひとつが奇跡のような
人との出会いや別れで彩られています。
運命的な幸せな出会い、ご縁に感謝したい出会い
そして、理不尽な突然の悲しい別れもあって
納得できないままの記憶もあります。

 

自身の環境の変化もあって人との関係は
時間の流れとともにカタチを変えてゆきます。
人は深く付き合った人だけでなく
ほんの少し接点を持っただけでも
影響を受けたと思う人が意外と多いようです。

 

「年を重ねるということは、同じ相手に、
何度も出会いなおすということだ。
会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。」

いい言葉ですね、刺さりました。

 

突然やってくるかもしれない別れを
後悔しないように日々を過ごしたいものです。
そして、新しい風を感じられる人との
出会いを見逃さないようにしたいものです。

 

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「スター」
2020年11月2日

朝井リョウさん「スター」は映画監督を
めざす二人の若者が主人公です。



作中の「関心が激しく変化する現代世界」は
確かに言えています。
スマホのカメラ機能はすごい勢いで進化して
誰もがうまいこと映像を発信できて
また、SNSはどんどん細分化され
好きなものを極めやすくなっていて
新しい情報がどんどんじゃんじゃんやってきます。

 

とても好きだった言葉は大御所映画監督の

「私の言葉を信じるのではなくて、私の言葉を
きっかけに始まった自分の時間を信じなさい。
その時間で積み上げた感性を信じなさい。」

人それぞれ価値観が違って当然、
大切にしたい物も感じ方も異なるわけで
その違いを比較したり非難するんじゃなく
迷うことのない揺るがない自分を育てなさい
といったメッセージを受け取りました。

 

主人公の二人は価値観は違うけど
好きなことや興味のあることについて
通じ合っていて語りあえるのです。
互いに良き刺激になる二人の
関係はいいなと感じました。

 

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「滅びの前のシャングリラ」
2020年10月28日

凪良ゆうさんの「滅びの前のシャングリラ」は
一ヶ月後に小惑星が衝突して地球が滅びることを
知った人々が怯え社会がとんでもなく混乱します。
何でもない日常が突然なくなるというのは
コロナ禍の今の時代に通じるような気もします。



実は、一章の30ページまで読み進んだところで
いじめ描写がしつこく感じ一度リタイアしました。
今、思えばとりまく人間関係や長く募らせた感情を
知る伏線として必要なことでした。

 

いじめられっ子が「死ぬってわかった後の方の
自分が好き」と話す時、
がむしゃらに生きてきたヤンキー母さんが
3時のおやつを作ると「『お母さん』みたいだね」と
愛息子に声をかけられ泣き笑いする時、
愛情を与えられず育ちその感情を自身も持てなかった男が
愛おしいという気持ち知る時、
そういう輝く瞬間がなんとも幸せに描かれていて
ほのぼの心があったかくなりました。



バトンリレー式にお話しが繋がり、中盤あたりから
笑うゆとりもできだんだんとおもしろくなって
最後の「初回特典スピンオフ小冊子」が一番良かったです。

 

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「虹のような黒」
2020年10月23日

連城三紀彦さんの「虹のような黒」はとにかく
分厚い長編小説で、はたしてあきずに読めるのかしらん
っと、晩ご飯のあとに読み始めたところ犯人が
気になって夜更かし一気読みしてしまいました。



連城三紀彦さんと言えば「隠れ菊」の作家さんです。
今、木村佳乃さん主演で再放送していますね。
四年くらい前の観月ありささん主演の
「隠れ菊」は着物姿が観たくて録画していました。
映画やドラマの女優さんの着物姿を
いつも楽しみにしています。
最近では「細雪」は豪華だったし
武井咲さんの「黒革の手帖」の着物姿は
さし色の使い方が良くってホント素敵でした。
小さい頃から、女優さんの着物姿を観るのが
好きでわかりもしていなかったであろう
シリアスな大人のテレビドラマを観ていました。
女優さんの着物姿はまさに「お勉強させていただきます」なのです。

 

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「明け方の若者たち 」
2020年10月20日

カツセマサヒコさんの「明け方の若者たち」は
各章のタイトルの文字、紙質とかがおしゃれなのです。



主人公が脳内で考えていることや比喩する時の
言葉の選び方が斬新で新鮮でした。
時間が行ったり戻ったりの純愛のお話しに
一生懸命に恋をした頃のことをふわりと
思い出していたら、なんと!読み進めて
2/3あたりで、え!ー???まさかの展開です。

 

人生のマジックアワーか、人生の全盛期って
いつだったのだろうって考えてみました。
とっくに若者ではなくなった私ではありますが
今が一番楽しくて好きってずっと思い続けています。

 

カツセマサヒコさんのデビュー作なのだそうで、次作も期待しています。

 

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「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
2020年10月15日

岸田奈美さんのエッセイ「家族だから
愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は
前書きからすでに泣けて
ずっと、鼻セレブをかかえて読みました。



切なかろう苦しかろうということが続いた岸田さん。
試練を乗り越えたからこその優しさがあって
その経験がユーモラスに語られています。
亡くなった父上への思い
車椅子の母上とダウン症の弟くんとの
家族愛が愛おしいことでした。
障害の人への寄り添いかたや
家族が末期癌になった時のサポートの
ありかたとかも考えさせられました。

 

障害のある人にも住みやすい社会を願っての
言い得て妙な言葉は

ハード(施設)は変えられなくても、ハート(人の心)は変えられる。

母上も明るく逞しく努力家でかっこいいのです。

 

金澤syugenでは神社さんや料亭さんに
ご案内の折に車椅子のかたにも安心して
過ごしていただけるよう工夫しておます。
段差のあるとこは4人で掛け声を合図に
車椅子を持ち上げるのですが
私の(腹の底から系)の掛け声が
可笑しいと段差を抜けた瞬間にご家族と
大笑いになったことがありましたっけ。

 

愛溢れる宝石のような言葉があちこちに
ちりばめられていて関西弁のリズムも
心地よくあっという間に読めました。

 

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「私は女になりたい」
2020年10月12日

窪美澄さんの「私は女になりたい」は勝ち組
バツイチのアラファー独身の美容皮膚科医が主人公です。



14歳下の男性が現われてからは年齢を気にして
自身を卑下したり、時には若さに嫉妬したりします。
年を重ねると失うものは多く
で、自信も削られていくのです、確かに。
だけど年齢を理由に恋や仕事、新たな可能性を
諦めるは残念なことです。

 

この小説の中で一個そりゃーやっちゃぁーいけない
っと、思ったのは恋人を自宅に招き入れているとこ。
いくら同居していないからって年頃の子息が
傷つくのはごもっともで青年の胸の内の痛みが
描かれているシーンでは涙しました。

 

パトロン的な男性の生い立ち、母親への思いに
影響されてのその後の思考(嗜好も)がグロテスクでした。
それでも、作品の読後感は爽やかで主人公女性の力強さは
カッコ良く応援したくなりました。

 

年を重ね良いこともあります。
些細なことであっても幸せを感じられるし
感動の振れ幅が大きくなりました。
感動をしなやかに表現できる女性ってのが理想です。

 

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