| 真っ白い「繭」 | 2016年3月25日 |
金澤syugenそばの木蓮の樹の蕾がふくらみました。

真っ白い花びらが満開になると、
小鳥がとまっているかのようにみえるのが木蓮。
毎日、ここを通って花びらがひらいていくとこを
見られるのが楽しみです。
真っ白い表紙、青山七恵さんの「繭」読みました。

繭の中にいるような閉ざされた中でもがく人。
この小説、DVが大変なことなのです。
男性から女性への暴力だとリアルで読めなかったと思います。
「愛しているのに、夫にDVする女性」のお話は
残酷だから読みたくない
でも、読んでしまう・・・と、すすみます。
舞と希子どちらにも共感はできなくて
私だったら「ありえない」と感じました。
ま、だから読書は楽しいわけです
いろんな人生が経験ができて(o^∇^o)ノ。
おかげさまで毎週末、結婚式の
お手伝いをさせていただいています。
ちょうどこの時期に読みたくて「予約」
しておいた本が同時に届く。。。
図書館の本には期限あるから
買って読んだほうがいいんだよね
自分のペースで読めるから・・・・・
なんて、思ったりもします。
でも、図書館ならではの本との
「出会い」があって
やっぱやっぱ今日もちょこっと行って来ましょう。
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| 「霧 ウラル」 | 2016年3月20日 |
昨日は、白山比咩神社さん挙式&和田屋さん披露宴で
鶴来は、幻想的な霧に包まれてました。
先日、全国的に濃霧注意報の日スカイツリーで
雲海がみられたそうです。
雲海は、いつかはみてみたいものです。
真冬に桜木紫乃さんの「霧」読みました。

昭和の街並みや暮らし
好きな男への一途さ
女の意地ってのが
根室の厳しい寒さに暗く重なって
湿度をいっぱい含む描写にクラクラ。
主人公珠生の女の心情を着物を使って描く場面に惹かれました。
いくつかピックアップしました。
新しいものに袖を通そうという気分になるときは、
心が前を向いているときなのだろう。
繭から始まった糸の、細く長い旅の果てだった。(略)
時代を経ては羽織り継がれる絹物にも、
枝や新芽を伸ばす命が宿っているような気がするのだ。
本当の鬼は、驚くほど優しい顔をしている
帯は女の強さと潔さを引き出すのだなと思う。
「女の丸い体を包む平らな布は好いた男に似て身に着けるたびに肌に添う」。
冬草履の鼻緒に力を込めた。
着物の描写シーンは、想像しながら文字を追うのも楽しかったです。
母性愛が強い珠生
駆け引きする時の腹のすわった感じもかっこよく
私はけっこう好きな小説でした。
「任侠モノ」っていうジャンルなのかな
ゾックゾク気持ちざわつきおもしろかったです。
2016年3月20日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「異類婚姻譚」 | 2016年3月6日 |
石川県出身の本谷有希子さんがお書きになった
芥川賞の「異類婚姻譚」読みました。

異類婚姻譚(いるいこんいんたん)とは、
人間と違った種類の存在と人間とが結婚する説話の総称。
世界的に分布し、日本においても多く見られる説話類型である。
思い浮かぶ異類婚姻譚のお話。
「鶴の恩返し」は、お通の健気さと
人の欲にせつなくなるお話でしたね。
「美女と野獣」は京都に劇団四季がある時
観に行きました。
「ビー・アワ・ゲスト」の曲で、ベルと食器が踊るシーンに
「楽しいことが始まる~」とワクワクしました。
あと、大阪城ホールにてディズニー ・オン・アイスでも
「美女と野獣」観たことがあります。
氷上にライトがあたってできる影の動きもきれいでした。
黄色いドレスでベルが現れると華やかなハッピーエンド♫
大好きなお話です。
グリム童話の「かえるの王さま 」小さい頃、
挿絵がきれいで大切にしていた絵本でした。
ハッピーエンドが嬉しかったです。
先日、花嫁OB様の紀代ちゃんからです
「気まま図書館」
開館おめでとうこざいます
きっかけが私(※)だなんて…ぃやはゃ、なんとも恐縮です(^ー^ゞ
私も嬉しいです♪
やはり、直ぐさま行動とれる姉さんには、脱帽です(*’▽’)
気まま図書館これからも楽しみにしてます♪
…でも、姉さんの帯や感想を読むだけで、
お腹いっぱいに?読んだ気に?なってしまいます(笑)
侑耶も負けじと本を借りるー!!と今宵の絵本は
「おつきさまこんばんは」です
(※)http://www.kanazawa-syugen.jp/_wp/?p=62380
さて、本谷さんの「異類婚姻譚」
粗相をする猫を捨てに行くくだりがあるのですが
辛くなって涙しながら読みました。
猫好きさんは悲しいキブンになります、きっと。。。
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| 「光のない海」 | 2016年3月2日 |
昨日は宇多須神社さんにお朔詣りです。

「一昨日はおかげさまでいい結婚式になりました」と
お礼と報告させていただきました。

境内の桜の樹はつぼみをつけはじめていました。

弁天さん ゑびすさん 毘沙門さんも
白い帽子とマントを羽織られたような風情です。
白石一文さんの「光のない海」読みました。

この小説、和食やお寿司、イタリアンと
食事のシーンが多く
主人公と食と酒のこのみがピッタリなもので
臨場感ある描写に度々「飲みたーい!」となってまいます。
もちろん、読書中は「飲酒&おやつ禁止」と決めております。
主人公のなじみの「能登味」というお店にて
一杯目の酒は手取川の大吟醸
岩牡蠣は濃厚で口の中でとろけるようだ
いつも通り天狗舞に切り替える
のど黒のあぶりと岩たこのポン酢和え
なんとも美味しそうなのです。
主人公の好きなお酒は「天狗舞」のようです。
「麦や米の焼酎より芋焼酎が好き」ってとこも
「ですよねー^^」です。
さて、物語は中盤あたりから大いにキナ臭くなってきます。
経済小説的なスパイスもあって
銀行の陰謀や影にいる男との対決などもあり
男性もきっと楽しく読めると思われます。
この人生を
チョークで書いた黒板の文字
と比喩。
このテーマを書きたかったのだと思います。
絡み合って結びつけたり解いたり
紡いだり曲げられたり
ああ、おもしろいんです。
「光のない海」オススメの一冊です。
「百年の孤独」「山ねこ」「獺祭(だっさい)」
お料理にあう日本酒や焼酎の名前が出てくるのも
楽しめました。
2016年3月2日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「気まま図書館」開館 | 2016年2月18日 |
短編集を読んでいたのですがいったん
お休みして図書館で借りた
「啼かない鳥は空に溺れる」優先することに。
「順番待ち有」とある本は
早く読んで図書館に返すようにしています。

母が愛情と信じるものを、娘は束縛と捉える。
娘が旅立ちと認識するものを、母は見捨てられたと嘆く。
どちらが正しい、どちらが間違っている、
と、誰が決められるであろう。
答えは永遠にふたつだ。
お話は泣けたり笑えたり
親の介護のこととかも身につまされ
母親側の思いも娘側の思いも
「あぁ、うん、わかる」と感じること多かったです。
ドンデンもあって(ネタバレになるからかきません)
とにかく手応えアリで一気に読めました。
作者で直木賞作家の唯川恵さんは
金沢市出身なのも有名なことですね。
母親と娘の関係に共感し
時折、息苦しくなることもありましたが
かなりオススメの一冊と言えます。
さて、2011年組さん花嫁様OB様の紀代ちゃんから
こんな可愛らしい写真とどきました。

ボク、かっわいいね。
雪降りすぎて喜ぶのは小さい子だけでしょうね。
紀代ちゃんからのメッセージです。
(略)姉さんの本チョイスいいよぉ~(^-^)b
何を読もうかなぁ、って時は、参考にさせていただいてます(人´∇`)
以前(私)図書館に勤めてたからか?
本の紹介や読書の醍醐味、読書の勧めを語る姉さんに感謝してしまいます(笑)
昔(若かりし頃)読んだ本も(面白くないと思ってた本も)、
この年で読みなおすと面白かったりして…
年とったんかねぇ( ̄▽ ̄;)
まぁ、まぁ、なんせ、本いいよね~(略)
私も過去に読んだ本読み返すの好きですよ。
同じシーンでうなずいたり、笑ったり
嫌悪したりがあります。
年齢によって経験値も違うから、感じ方かわることもあります。
「あの頃は、この意味わかんなかったなぁ」とか
「こういう風に感じたね」と過去の自分に語りかけたり、
初めて読む時はあらすじに酔って
読み返す時は、余裕あって
また違う世界が広がります。
紀代ちゃんにこんな風に言われたこと嬉しくって
blogのカテゴリーに「気まま図書館」って作りました。
「家のソファは、好きな時間いつだって指定席」
あと、「閉館時間がないからとまらない」ってのもあります。
カンちゃん&紀代ちゃん「寿栄広祝言」Happy Reportです。
http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=137&cat=cat1
2016年2月18日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 幸せを感じた瞬間の曲 | 2016年2月3日 |
松の内明けて節分の頃までは、わりと本を読む時間がとれ
一日一冊読める日が続いたりとけっこうな贅沢をしています。
北野武さん「新しい道徳」
「いいことをすると気持ちがいい」はなるほどですね。

白石一文さんの「ここは私たちのいない場所」
この中で『軽いうつになった』と打ち明ける主人公に
女性が言う言葉があります。
「(略)思い出の曲ってある?
すごく懐かしくて、それを聴いたら、
あの頃にもう一度帰りたいなって思えるような(略)」
「(略)今日から毎日、いつでもいいから
気が向いたときに聴いてちょうだい。
独りのときでも、人ごみの中でも、とにかくいつでもいいの。
そしたらだんだん症状が軽くなって、いずれ消えてしまうから」
「そんなふうに心が参ってしまったときは
自分自身に治してもらうのが一番なのよ。
というか、自分の心は自分にしか治せないの。
病気や怪我だって実は同じなんだけど、心は特にそうなのよ。
でも、○○さんの心は弱ってるから、
いまの自分に治療してもらうわけにはいかないでしょう。
だから、過去の自分に会いに行って、
その人に治してもらうしかないのよ」
心が弱っている時、「幸せを感じた瞬間の曲を聴く」
いい話だと思いました。
自分にとって『何かなぁ』と考えました。
我が子の成長の節目の時、SMAPの曲がありました。
行事を企画される先生や保護者さんが
SMAP好きさん多かったのでしょうね
保育園の卒園式でスーツにネクタイ姿の
坊主が踊ったSMAP。
その時の愛しさと誇らしさったらなかったです。
鎖骨にまで感動の涙たまりましたっけ。。。
そんなわけで「世界に一つだけの花」ですね。
特にSMAPファンではないのですが(*^▽^*)。
あの歌詞は本当、素晴らしいです☆”
2016年2月3日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 祝☆”芥川賞 | 2016年1月23日 |
本谷有希子さん「異類婚姻譚」が
芥川賞を受賞され
「石川県人から選ばれたの初めて」と
大変話題になっています。
なんだか嬉しいですよね。
只今、読んでおるのが桜木紫乃さんの「霧 ウラル」です。

桜木紫乃さんの独特の感性が好きです。
『ホテルローヤル』で直木賞を受賞されています。

「性愛文学」と言われていますが
性的な描写は、それほどでもなく
が、しかしお話にいつも「性」が強くからんでいるのです。
「衝撃的」時々は「異様」で人間臭いのです。
先週「ワクチンⅩ」と「ふなふな船橋」読みました。

「ワクチンⅩ」は性格変更できるというお話。
案外、自分に「足りていないところ」や
「いいところ」わかってないのかも。
「私だったら、何のワクチンを選ぶのかな」
なんて考えながら読むのも楽しいヒューマンミステリーでした。
「ふなふな船橋」の主人公は「活字中毒」ということですが
私も「活字があると安心」できる性質です。
ネタバレになるから詳しくはかけませんが
「夢に出てくる女の子からのメッセージ」に
「そんなことがあったら楽しい」「あるんじゃないかな」と
思わせてくれます。
「活字好き人間」は「空想好き人間」なのかもです。

今、控えの二冊です。
夜、読みだすと「あとワンブロックだけ」
と、やめるタイミング逸してついつい夜更かしします。
自宅には閉館時間ってものがないから。
2016年1月23日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「金魚姫」 | 2016年1月16日 |
荻原浩さんの「金魚姫」読みました。

最初は「金魚の取説」読まされ
ちょいとめんどうくさいのかなっと思ったりだったのですが
途中から「おもしろくなりそう」と夢中になり
後半は、「組み立てうまし」と感心。
ユーモアあふれるファンタジーの世界が楽しめました。
お話の中でキーワードになるふたつの言葉
「すべては繋がっている。」
「巡る輪はいくたびも同じ場所へ戻る。」
新郎新婦様にお会いしてお話を聞いていると
「出逢うべくして出逢ったお二人」
「きっと、生まれる前から決まっていたこと」や
「縁」「奇跡」「運命」という言葉達が
脳裏にヒラヒラ浮かぶことあります。
そして、
この世のすべてが、過去から未来へと続く長い長いDNAの
二重らせんのようなもので、僕という存在は、その中の
たったひとつの原子にすぎないのかもしれない。
だが、小さくてもひとちひっつの原子には意味がある。
僕の命にも何かの意味や役割があると思いたい。
というくだりが好きです。
お客様のお手伝いさせていただくハレの日
役割の重さを感じながらも
お二人と出逢えたことの素晴らしさに感謝します。
また、私という存在が誇らしくも思える時です。

アクアリウムで出逢った金魚さんです。
可愛らしいことです。
物語は、後半近くでせつなくなったのですが
結末はあたたかい気持ちになれました。
ファンタジーのよいところです。
2016年1月16日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 「透明カメレオン」 | 2016年1月2日 |
MROラジオ 川瀬裕子さんの
「おいね☆どいね 金曜日のお客様」に
ゲスト出演させていただいたムッチです。

本番中の写真を撮らせていただきました。
ワタクシ淳ねぇ女将もブースの中におりましたの。
ラジオから聴こえてくる裕子さんのお声は軽快で
楽しい一日の始まりを予感させてくれるようです。
とても良い声のラジオパーソナリティが主役のお話
道尾秀介さんの「透明カメレオン」。

この小説の中の好きな言葉です。
完璧じゃないって、いいなって。(略)
弱かったり不完全だったりするのはいいことなんだって。
「透明カメレオン」は、ドンデンで悲しみがあって苦しくなって
けれど結末がほんわか「優しい嘘ならアリ」と
あたたか~い気持ちになれるお話でした。
2016年1月2日 カテゴリー: 和婚プランナーの日々つれづれ, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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| 坂をのぼるぼんぼりの灯 | 2015年12月27日 |
今年も九月の初めに越中おあわら「風の盆」行ってきました。
高橋治さん、坂東三津五郎さん、
今年は風の盆にゆかりのかたが亡くなられ
各町で追悼の唄や踊りがありました。

上新町の輪踊りでは
「雪洞の文字は高橋治くんがかいたものです」という
案内から踊りが始まりました。
抒情的な物語をせつなく思い返し涙があふれでました。
高橋治さんの「風の盆恋歌」
今年、あらためて読み返しました。

この小説がきっかけとなり「風の盆」に魅せられました。
町によってぼんぼりの意匠が違うのですね。

今町の「梅鉢の紋」です。
なんか、旅先で故郷のなまりを聞いた懐かしさです。
「風の盆恋歌」の中の好きな言葉(紫の色文字)を
携帯で撮った拙い写真とともにのせますね。
鏡町の踊りです。
稲の穂が揺れる様を表現する手のしぐさが優しげですね。

「単純な農作業の身ぶりをとりこんだ踊りなのだが、
素朴な動作の繰り返しには長い年月の磨きがかけられていて、
息をのむほどの美しさを空間に作って行く。」

「二列に坂をのぼるぼんぼりの灯の間を、
踊りだけが宙に漂いながら揺れて近づいてくる。」

「面と向かってはなにもいえない思いのたけも、
踊りの艶としてなら出せる。」
笠からみえるうなじって艶っぽいのです。
こういう瞬間、会場は歓声に包まれます。
その昔、花街(かがい)だったこの町から
男女混合の踊りが始まったそうです。

「この踊りは、動きの美しさより、
止まった時の線の美しさを見せるものなのね」
えり子が都築の耳にささやいた。

「この踊りには足音がない。」
大きな動きの着地の時にさえも、男性も足元が軽やかなのです。
「胡弓は歌が掬いきれなかった情感を訴え続けるように聞こえる。」
「胡弓をひく男は、自分の出す音色に酔ったように眼を閉じていた。
略)中腰に構えた自分の体を、反対の方向にひねり切る。」
なんともせつなくなる音色です。
宵も深まった頃の流しの踊り手さんや演奏者さんは
「自らに酔っている」風に見えます。
その姿に浪漫を感じます。
諏訪町本通りは、『日本の道100選』に選ばれています。

「八尾町には、坂の町という別名があって、
ゆるいくの字なりの急な坂が、奥へ奥へとのびている。」
「道の両側に、二メートルほどの高さのぼんぼりの列が、
坂ののぼる様を見せるように並んでいた。」
深夜、東新町の踊り流しです。
早乙女姿は、この町の少女だけの衣装です。

「エンナカ」と呼ばれる道の両側の溝を、
水が勢いよく流れる音がします。
零時を過ぎて街が少し静かになると水音がいっそう大きく響きます。

「坂の町であるばかりでなく、八尾は水音の町なのだ。」
「年齢とともに経験があって細やかな情感を
織り込んでゆく。」

八尾の造り酒屋で新酒ができたと杉玉が吊られていました。
「夢うつつ」なんと幻想的で美しい時間だったのでしょう。
この橋を渡ると現実の世界へと戻ってゆく気がします。

「普段はひっそりと息をひそめた町である。
ただ、年に三日だけ、別の町になってしまったような興奮が来る。
そして、町の誰もがその三日間を見つめて生きている。」
来年も、幻想的なお祭りへときっとでかけます。
「風の盆」の記事をかきたかったのですが
お祭りの余韻に浸る間もなく秋の婚礼繁忙期に入りまして
機を逸していました。
直木賞作家の高橋治さんは、四高の出身ということで
金沢を舞台にした作品も多くあります。
今日のblogは、「風の盆」へといざなってくださった
高橋治さんに哀悼の思いを捧げかきました。
(とてもせつなくなって泣きながら鼻かみながら、でした)
2015年12月27日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »


