「禁猟区」 | 2020年5月14日 |

乃南アサさんの「禁猟区」は警察官の不正を調査する
監察の仕事を描く趣向が変った警察小説です。
ちょっとしたことがきっかけで不正が始まり
気付いたら後戻り出来なくなってマークされる警察官。
人間の弱さや承認欲求が汚職、恐喝、証拠品の捏造、
情報漏洩、盗聴、ストーカー行為、殺人未遂など
狂気へと変貌してゆくのです。
映像化したら楽しそうと想像し主役の
若き女性監察官には吉高由里子さんが
良いのではないかしらん
っと、最終章ではその声に脳内変換。
コロナ自粛につき家で過ごしていたら
日常生活の中で自分なりの新たな楽しみを
見いだせるようになったわけです。
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「魔力の胎動」 | 2020年5月10日 |

東野圭吾さんの「魔力の胎動」は「ラプラスの魔女」
(2015年に読了。不思議なチカラを持つ高校生を
覚えています)の序章にあたるのだそうです。
一章から四章まではミステリーというより
自然をよむチカラと鋭い洞察力を持つ円華が
悩む人に「過去より未来」と発破をかけて
前向きに生きるように仕向ける
科学ヒューマンドラマという感じでした。
円華が「人は原子」と言います。
「世界は一部の人間に動かされているわけじゃない。一見何の変哲もなく、価値もなさそうに見える人々こそが重要な構成要素で、一人一人は無自覚に生きているだけだとしても、集合体となった時、劇的な物理法則を実現していく。人は原子」
コロナ以降、強く感じられるのが
普段、意識していなかったかたがたの存在で
仕事や生活は成り立っていたんだなぁと言うことでした。
そして、この状況の中で不自由さを感じつつも
生活ができるのはやはりみなさんの
おかげさまと感謝しています。
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松坂桃李祭 | 2020年5月7日 |

stay home&図書館も閉館
そこで、原作が好きな小説の映像化された作品の
DVDを順番に借りることにしました。
初回は、松坂桃李くん祭☆”
高校生の御園はどう考えていたのかな
「ツナグ」続編の「ツナグ 想い人の心得」
そして今回の映像化で思いは二転三転。
映像では季節が巡ったことを知らせる躑躅や桜の花が綺麗でした。
原作では笑わなかったけど、映像化ではワンシーン
桃李くんのコミカルな感じに吹き出してしまいました。
自宅のテレビ前のソファにこんな長く
座ったのはホント初めてでした。
読書は細切れでできるからこそ
家でも仕事&ちょっぴりの家事
そんな私の生活に最適な娯楽だったわけで。
映画を家で観ることは集中できず
むかないと思っていたのですが
今回、ゆったりとした時間があり叶いました。
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「夢を売る男」 | 2020年5月4日 |

百田尚樹さんの「夢を売る男」は
頭の回転が速く話術にも長けている主人公が
自叙伝や小説を本にしたいと夢を見る人に
詐欺まがいの自費出版を勧めるという
「感じ悪い」始まりでした。
人はなぜ書くのかや現代人の自己顕示欲
承認欲求なんかをなるほどーと読みました。
さらに、出版業会の裏側を覗き見た感じで
某文学賞のカラクリに「ほぉー」と合点し
思いあたる作品がないこともなくでした。
もっと簡単に楽しめるものがいくらでも
ある時代に読書する人が減るのは当然と。
けど、やはり私は紙に印刷された
文字を読むことが好きです(*^_^*)。
必要悪ではなくやはり夢を売ってるのかもと
ブラックコメディはハートフルな
終わり方で少しホロリとしました。
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「源氏姉妹」 | 2020年5月1日 |

今日5月1日は扇の日なのだそうです。
51で”恋”
「源氏物語」で光源氏に女性が扇を
贈っているからなのだそうです。
酒井順子さんの「源氏姉妹」は
光源氏とカンケーを持った女性たちの
独白が生々しく(もちろんあくまで妄想)
時々はプップップと吹き出します。
「幼女の頃にさらわれた紫上
義理の母なのに関係を持った藤壺」
って、犯罪だよね?
源氏の女性との交際年表があって
複数の女性と時期が重なること度々で
今の時代だったら
文春砲でひとたまりもないだろうなー
などと考えたりします。
ですが、時代を超えた艶やかなお話は雅なのです。
以前、市川海老蔵さんの「源氏物語」を観に行きました。
優美ではかなげでうっとぉ~り素敵でした。
女性はいいにおいのする優男に弱いです♫•*¨*•.¸¸♪✧
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「この街でわたしたちは 」 | 2020年4月28日 |

加藤千恵さんの「この街でわたしたちは 」
すれ違いがもどかしい4組の男女の恋愛未満のお話です。
恋に不器用で臆病な女性達に
「自信持って」と声をかけたくなる
そんな各章には短歌が添えられていて
絶妙でよき余韻を残してくれます。
彼女たちの胸のうちは懐かしくもあり
せつなく愛おしいことです。
〆の短編3つは、揺れながらも前に進めた
女性達の爽やかでちょっぴりドキドキなお話でした。
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「丸の内魔法少女ミラクリーナ」 | 2020年4月21日 |

村田沙耶香さんの新刊は表紙がポップで可愛いのです。
表題作「丸の内魔法少女ミラクリーナ」は
バカ笑い度々☆”
可愛いいんですよ♥主人公が
コンパクトで変身して(外見変わらず)
物語を勝手に仕立てて嫌なことだって
元気に乗り切っていけるのがいい。
楽しくて好きなお話でした。
四本目の「変容」では、ファッションの
はやりが作り出されているように
人格のはやりも操作されているのかもと
想像して薄気味悪さを感じました。
いずれにしても人は外界からの影響を
受けアップデートされてゆくものですよね。
近未来ホラーと言う感じのお話でした。
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「去年の雪」 | 2020年4月18日 |

江國香織さんの「去年の雪」は、語り手が
次と次と変わり紡がれてゆくショートショート集です。
脇役だった人が違う章で主人公になったり
次には誰かの共演者になったり
さらに、語り手は時代が違っていたりもします。
カラスやシャボン玉が時空を超えるや
魂が彷徨って犬の毛の中にいたりはなんだか楽しいのです。
「言葉ってどこに行くのだろう」。
この物語では言葉が時空を飛び越えます。
子育てしている語り手の章では我が子の言葉を
「一つ一つが、特別な、輝かしい言葉たち」と。
子育て経験者にはわかるわかるですよね。
「なんとファンタジックな!」「え!哲学的!」
と、おさな子の話す言葉は楽しく愛おしく
ずっとずっと記憶に残っています。
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「綴る女」 | 2020年4月13日 |

林真理子さんの「綴る女」は作家
宮尾登美子さんの半生が描かれています。
家業が高知の芸妓娼妓紹介という宮尾さんの
生い立ちをNHKのドキュメンタリーで
観たことがあり興味を持っていました。
映画「鬼龍院花子の生涯」は花街(かがい)の
華やかさや理不尽さなんかが
艶っぽくも衝撃的で迫力ありましたね。
夏目雅子さんがとにかく美しかったです。
(今も日本の女優さんの中で一番好き\(^_^)/)
「なめたらいかんぜよ」の言葉は小説にはないそうです。
この本の中で宮尾さんは家業を
嫌っているだけではなく誇りも
自慢もあったと書かれています。
その昔の「使う側」と「使われる側」の
格差は想像以上のものでしょうから
使う側の宮尾さんには強い選民意識が
あったことだろうと思うのです。
「数奇な人生は宝」と宮尾さんは
苦しめられたその環境こそが
その後、書くことの糧になったと。
他の女性の作家さんの作品でも
例えフィクションであっても作中に
傷や痛みを思いばかれることがあります。
そういう心のヒダみたいなものに
ふれることができる作品が好きです。
奇しくも今日4月13日は宮尾登美子さんの
お誕生日だそうです。
宮尾作品、読んでみます☆”
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「たおやかに輪をえがいて」 | 2020年4月10日 |

窪美澄さんの「たおやかに輪をえがいて」 は
人生の折り返しを過ぎた主婦が主人公です。
衝撃的な事実を目の前に突きつけられることが
起こり、家族と距離をおきたいと
ふわりと一人で飛び出してゆきます。
そして、旅先で出会った女性に
自分と家族との関係は「共依存」だったのでは
ないだろうかと気づかされます。
信頼ではなく互いに甘えであり依存であったと。
友人の助けもあって主人公はどんどんたくましく成長します。
結末がたおやかで素敵でした。
この先は、読者の好みで思うままに
描いていいよっていう柔軟な終わり方をします。
窪さんの作品は日常の生活の中での
心情描写が丁寧なので、すっと物語に
入り込めるので読み続けています。
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