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「プリテンド・ファーザー」
2022年11月21日

白岩玄さんの「プリテンド・ファーザー」は
二人のシングルファーザー目線で交互に日々の暮らしが綴られてゆきます。



まったく違う生き方をしてきた
シッター業の男の子のパパと
妻を亡くした女の子のパパの
四人の奇妙な同居はどうもしっくり感がなく
互いにモヤモヤが募ってゆく無理のある生活です。
ですが、終盤は度々ジワジワっと目が潤む展開で
だんだんと四人を応援したくなるのです。

 

シッター業のパパが同居のパパの子供が育てば
きっと自分は記憶には残らないであろうことに寂しさを感じつつ

大事に思う存在が、その愛を栄養にして
育つのであれば、僕がここにいる意味はあるのだ。

って力強く思い存分に子供達に愛を
注いでゆこうと決意するとこがホントに泣けました。

 

育児だけではなく、介護、男女雇用格差、
親との関係、家族について色々考えさせられました。
今、子育て真っ最中のかたが読むといいなぁって思いました。

 

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金澤syugen
はオーダーメイドの少人数の結婚式、
生家ご出立、挙式、フォト婚のサポートもいたします。
金沢らしさを織り込んだ祝言や古き婚礼文化の再現も叶います。
衣装コーディネート、オリジナルアイテムのデザイン、
和婚式の会場紹介などポイントサポートもご相談ください。
叙情的なオリジナル和婚をプロデユースします。
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「紅きゆめみし」
2022年11月18日

田牧大和さんの「紅きゆめみし」は複雑に絡んだ
人々の思惑も描かれている時代ミステリーです。




吉原一の花魁の紅花太夫と美形の女形
新九郎こと荻島清之助が八百屋お七の謎を
解いてゆくのですが
渦巻く人の業と
花街ならでは運命も物悲しいことです。

 

清之助が加賀のほうじ茶とお漬物で
いっぷくするナイスなお三時シーンに
そりゃー美味しいでしょうよーっとほっこりしました。

 

おどろおどろしさはなく、ひんやりと美しくホラーでした。

 
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「君といた日の続き」
2022年11月15日

辻堂ゆめさん6冊目となる「君といた日の続き」は
理論的な展開と勢いある伏線回収、そして
どんでんもあるファンタジーミステリーです。



40代の男性が1980年代からタイムスリップしてきた
10歳の少女を保護したことから始まる二人の
ひと夏の物語は疑似親子の日常がほっこり微笑ましくも
儚さを含んでいてそれが切なく泣けてしかたなかったです。

 

凶悪な事件や大きな災害が続く現代。
コロナど真ん中の時代にやってきた少女は
未来は希望ある自由な世界になっているはずと
信じていたから驚くことばかりです。
平成生まれの作家さんですが昭和レトロの
描写がリアルで楽しいことでした。

 

ヒューマンドラマとラブストーリーの両方を
楽しめるあたたかい再生の物語です。
2022年の私的ベスト3に入れたいオススメ本でした。

 

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「川のほとりに立つ者は」
2022年11月10日

「川のほとりに立つ者は」は登場人物達の言動が
あまりにも邪悪で不愉快きわまりなく嫌な感じで始まるミステリーです。



苦手かもと思いつつ、けど、いつも人の心の動きを
丁寧に描く寺地はるなさんの小説だから、きっと
あたたかいメッセージがこめられているはずと信じ読み進めました。

 

人と人との関わり方、お互いを理解する為には
どこまで踏み込んで良いのか、また開示するべきなのか
その距離感を測ることって本当に難しいものです。
このお話にあるように人ってみな
悪い部分だけでもなく良い部分だけでもなくて
それは、その時々のコンディションで違ったりもします。
そこに微妙に絡んでくるちょっとした障害(個性だったり)もあります。

 

『明日が良い日でありますように』と
相手の幸せを願う言葉は何て素敵なのでしょうか。
気にかけてくれる人がいること
そして、安心できる居場所があることは大切であると感じました。

 

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「ハヤブサ消防団」
2022年11月7日

池井戸潤さんの「ハヤブサ消防団」はこの週末、
話題になった岐阜県が舞台です。
土地の話し言葉の語尾が富山弁っぽくも
福井弁っぽくもあってなんとなく親しみを感じました。



牧歌的な雰囲気があってスバルの軽トラが
田舎のポルシェと呼ばれていたり消防団活動、
村のお祭り、当番など田舎ならではの濃密な
近所付き合いや風習、しがらみが描かれています。
連続放火や殺人ありつつもゆったりとした
リズムで展開してゆくのですが、ちょうど
中盤あたりから太陽光パネル設置のための土地買収、
カルト教団の存在、さらには「この人は信じられる人なの?」
と、えらくキナ臭くなってきます。

 

474ページの長編ヒューマンミステリーでしたが
季節の草花や田園風景、星空などの自然の描写が
美しく里山ののどかな四季を楽しめました。

 

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「汝、星のごとく」
2022年11月3日

凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」は
17歳に出逢って32歳まで色々な障害や理不尽なこと
挫折もあって互いを思い求めているのに少しずつすれ違う
二人の気持ちをそれぞれの視点から交互に描かれています。



ずっと不安定な母親に苦しめられ、
絡めとられてゆくような人生を送る二人です。
ヤングケアラー、ネグレクト、男女格差、貧困、
地方の閉塞感、LGBTへの偏見、宗教への貢納、
そんなどうにもこうにも息苦しい内容が続くのですが
海の描写が美しく瀬戸内の島の穏やかな風景にすくわれる思いでした。

 

続きは明日にしよう、寝なきゃ
っと、何度も思うもページを進めなければ
二人が苦難の生活から抜け出さないという
気持ちになって夜更かしをしてのイッキ読みでした。
切なくて残酷で嫌悪もある。
ですが、既存のジャンルにはカテゴライズできない
独自の世界観がありました。

 

冷ややかさを持った印象だったプロローグと同じくだりが
エピローグにあってまったく違う温度で読めます。

 

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「いけないⅡ」
2022年10月31日

道尾秀介さんの「いけないⅡ」はラストの写真で
真相を考えさせられるという斬新な仕掛けの推理小説です。



四つの章が繋がっていて一つ目の章から
おどろおどろしくドキドキさせられ
さらに時系列が把握できないのです。
読み進めながらも「あれ?」と違和感あって
お話を見失いそうになり振り返ってはなんとか
四章目ですべての写真の意味がわかりました(たぶんですが)。

 

家族との関係やSNSとの付き合い方などに
警鐘を鳴らされた感もありました。
山や川、花の自然描写は豊かです。
が、ホラー風ミステリーは
ドロドロしていて読後、後味悪しでした。
これ、もちろん褒め言葉です🩵

 

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九谷焼の招き猫&「パンチパーマの猫」 
2022年10月28日

2016年に白山比咩神社さんで挙式の
修司さん&メグミさんの凱旋☆”
今回は一緒に16穀米の釜飯ランチできました💓

 

で、ランチのあと「駅に用事がある」って言うから
何事かと思えば・・・・・。
ご夫婦で金沢駅限定のガチャガチャがしたいと!

 

九谷焼の招き猫ちゃんを全色コンプリーツしようと
¥1000円のガチャにつっこむ様子がまあまあの
ギャンブラー風情で*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。
で、一個くださった!





わーい!
金澤syugenに飾らせていただくね。

 

さて、猫ってタイトルがついていたら
そりゃ気になって読みます、猫好きとしては。



猫好きの群ようこさんの「パンチパーマの猫」は
生活感いっぱいのエッセイです。
トホホな身の回りの出来事がほのぼの楽しく
書かれていて前向きになれる感じでした。

 

猫愛強すぎな修司さん&メグミさんとのランチの様子は記事をあらためます。

 

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「虎のたましい人魚の涙」
2022年10月24日

くどうれいんさんのエッセイ「虎のたましい人魚の涙」は
どの章もクスって笑えてホロリと泣けるも度々で
何かに夢中になる感じに、あー、わかるぅーわかるわーと共感しきりでした。



各章の〆の言葉がいつもピリリときいていて
言葉の選び方のセンスがとにかく好きです💓

 

家にいついた冬のハエをうっとうしいと感じながらも
愛しく思うようになり前髪にとまったハエをつけながら
窓際に立ち雪を見せてあげるシーンでは
ハエ目線の複眼(何百個の小さな目の集合体)で
東北のサラサラした雪が静かに降る景色を一緒に
眺めているようなキブンになりました。

 

本人が言うところの「キートン山田との同棲」は
自分のドジな失敗なんかを

キートン山田の声でふがいない自分をナレーションする

自身を俯瞰させクヨクヨせずに前向きなれる感じがいい。

 

平成生まれの副業作家さんのバイタリティーに
感心しつつも時々ポキッと心が折れちゃうのでは?
っと、繊細な心根の持ち主であろう
20代の女の子のことが心配にもなりました。
儚げでありつつもチカラがみなぎっていて
自虐かと思えば大切なメッセージがある
そんな繰り返しでした。
オススメです(ू•ᴗ•ू❁)。

 

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「夏日狂想」
2022年10月20日

「夏日狂想」の主人公は明治に生まれ大正、激動の
戦前、戦後を生き抜き女優から女流作家となります。



花電車が広島の街を走るシーンから始まり
大正時代の生活はモダンで洋菓子や洋服姿など
ワクワクするようなハイカラさがあります。
中盤あたりから戦中に入ってゆくのですが
戦いなど望んでいない国民が戦争の犠牲になっていく
様子がむごいことでした。

 

窪美澄さんは以前から追いかけている作家さんですが
今までの作品とは違った印象でした。
フィクションですが中原中也の詩と
小林秀雄のランボーの訳詞は実際の詩集の作品だそうです。
実在した恋多き美貌の女性がモデルで
複数の著名な文化人や文学者と交遊関係を持ち
その時代は「毒婦」と世間からいわれたそうです。
魅力的な女性として描かれていました。

 

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