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おめかしの引力
2016年7月5日

芥川賞作家の川上未映子さんのエッセイ
「おめかしの引力」を図書館で借りて 読みました。



川上さんは、おめかしを楽しみ、
おめかしで自身を奮い立たせたたり
時におおいに反省していたりもします。

 

この中で

まるで恋みたいなのだけど、素晴らしいのは
それがひとりで成立可能な恋だということで、
これってまさに引力ですよね。


引き寄せ合うのがおめかしと。

 

キレイなかたなのですが、自身がおっしゃるには
「シルエットがバーバパパっぽくなる」という理由から
ジーパン含めてパンツはお召しにならずスカート派なのだそうです。

 

さて、私いつの頃からかスカートが苦手になりました。
スカートの我が身に「女装」しているような
気味悪さを感じてしまうのです。
マツコ・デラックスさんの女装には違和感がないのに
我が身の女姿は不気味だったりゃありゃしない。

 

祝言の日は、着物を着ます。
文字通り襟を正すことで心が落ち着き
気分がグッとひきしまるようです。

 

宝塚の男役のかたが「眉をひく時に、スイッチが入る」
とインタビューにこたえていらっしゃるのを聞いたことがあります。
その昔、坂東玉三郎さんは「腰巻の紐を結ぶ瞬間、
女形になる」とかいていらっしゃいました。
私にとっての着物はそんな意味があるのかもしれません。



雨の安宅住吉神社さんは光も風もすがすがしいことです。

 



この日は、胡蝶のたたき柄の着物にモダン柄の帯
象牙の薔薇モチーフの帯飾り
金澤つまみ紗衣句の根付は懐中時計です。

 

金澤syugenの和modernコーディネートの
提案もいたしております。
およばれのお着物、成人式のお着物もご相談くださいませ。

投稿者 rin5chan : 2016年7月5日 カテゴリー: めしませ着物, 気まま図書館 | コメントはまだありません »

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